加藤シゲアキ、“文豪”らしい口ひげに自信も「これで『チャンカパーナ』は歌えない(笑)」

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2023年04月01日 13:43  ORICON NEWS

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舞台「エドモン〜『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」取材会に出席した加藤シゲアキ (C)ORICON NewS inc.
 人気グループ・NEWSの加藤シゲアキが1日、東京・新国立劇場にて行われた、舞台「エドモン〜『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」のフォトコールと取材会に参加した。

【写真】ヒゲを蓄えて凛々しい!平祐奈&金田明夫と撮影に臨む加藤シゲアキ

 同作は、フランスの劇作家アレクシス・ミシャリクの出世作。17世紀に実在した大きな鼻の剣豪詩人、シラノ・ド・ベルジ ュラックの物語の誕生秘話を幕内コメディー仕立てで描き、正統派のフランス喜劇の流れをくみながらもテンポの良い台詞運びや、 実在の人物が登場するなど、約120年前の演劇人やクリエイターたちに向けた“劇場愛にあふれた賛辞”として人気を博した。

 演出は、令和3年度第72回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、令和4年秋に紫綬褒章を受章した劇作家で演出家のマキノノゾミ氏。そして、“書けない”劇作家エドモン・ロスタン役で主演を務めるのは、NEWSとしての活動にとどまらず、作家としても数々の人気作も生み出すなど、多岐にわたって活躍する加藤。共演には、大谷亮介、平祐奈、細田善彦、安蘭けい、金田明夫など、個性豊かな実力派キャストがそろい、出演者総勢12人で約50もの役を演じ分ける。

 取材会に登場した加藤は、「ドタバタなコメディーなんですが、現場も実際にドタバタだった」とし、「ひとまず初日を迎えられてホッとしています」と安堵の表情。劇作家という役どころについては『普段の自分と似ているのかな』と振り返る時間もない。家に帰っても締め切りに追われているので、休みなくエドモンをやっている感覚です(笑)」と笑い、独特なセリフ回しに関しては「なんでこんな言い回しをするんだろうと、作家としては思います。まどろっこしいなと、添削したい気持ちになる(笑)。でも、原作にならってしっかりと演じたい」と力を込める。

 舞台上では史実にもとづいて口ひげ姿になっている加藤だが、「意外と似合っているんじゃないかと思います」と照れ。「文豪っぽい」と記者からほめられると、「ただ僕、ジャニーズなんですよ。増田(貴久)と小山(慶一郎)の明るい髪の中に、これがいると相当浮くと思う。これで『チャンカパーナ』は歌えない(笑)」と笑った。

 取材会には加藤のほか、マキノ氏、平、金田も参加した。舞台は、きょう4月1日から16日まで東京・新国立劇場中劇場、 22日から24日まで大阪・東大阪市文化創造館Dream House大ホールにて上演される。
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