ブラッド・ピット、邸宅購入後に元所有者の高齢男性を無償で住まわせていた

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2023年04月08日 16:51  Techinsight Japan

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隣人男性が所有する邸宅を購入したブラッド・ピット。独り暮らしだったその男性に引っ越しを求めず、家賃も受け取らずに彼が105歳で亡くなるまでそのまま住まわせたという
米俳優ブラッド・ピット(59)が、隣人だった高齢男性を自宅に無償で住まわせていたことが明らかになった。ブラッドは妻を亡くした独り暮らしの男性が所有する邸宅を購入したが、その後も男性に引っ越しを求めなかったという。ブラッドと近所付き合いのあった米女優カサンドラ・ピーターソン(71)が、当時の心温まるエピソードを米ニュースサイトに明かしている。

ブラッド・ピットは今年3月、米ロサンゼルスに所有する巨大な邸宅を4000万ドル(約52億円)で売却したことが報じられた。1.9エーカー(約7700平方メートル)もあるこの広大な不動産は、ブラッドが1994年に170万ドル(約2億2500万円)で購入したものだ。

ブラッドは2004年に女優アンジェリーナ・ジョリー(47)と共演したことがきっかけで交際を開始した。2人はこの邸宅で、養子のマドックスさん(21)、パックスさん(19)、ザハラさん(18)や、実子のシャイロさん(16)、双子のノックスさんとヴィヴィアンさん(ともに14)と共に生活をしてきた。ブラッドとアンジェリーナは2014年にフランスでプライベートな結婚式を挙げたが、2016年にはアンジェリーナが離婚を申請した。現在、6人の子供達はアンジェリーナと一緒に生活している。

ブラッドが30年近く住んだこの邸宅は、米女優カサンドラ・ピーターソンから購入したものだった。カサンドラはブラッドに物件を売却後も近所にある邸宅を購入し、2人は長年にわたり近所付き合いがあった。

そんなカサンドラが米ニュースサイト『People.com』のインタビューで、ブラッドのプライベートにまつわるエピソードを明かしたのである。

カサンドラはある日、愛犬を散歩するためブラッドの家の前を通ると、彼はスウェットパンツ一枚でガレージの中に立ち、ボクシングのグローブをつけてパンチバッグを叩いていたそうだ。

カサンドラは当時のことを「本当に気絶しそうになったの。『やあ、元気かい?』と言われたけど、『え?』という感じになって、何も話せなかった。真っ赤になって、倒れそうになったんだから」と回想し、「彼は本当に気絶するほどハンサムなのよ。それにも増して、素敵な人なの」と加えた。

さらにこの他にも、ブラッドと高齢の隣人男性との間で起こった心温まるエピソードも伝えた。

カサンドラによると、ブラッドは新居を購入後も隣接する土地を購入し続けていたそうで、このように振り返っている。

「敷地の端に22軒ほどの家屋が並んで建っていたと思うわ。それらが売りに出されるたびに、1軒ずつ買っていたのよ。」

そしてブラッドは近所にある1軒の邸宅を購入することに決めたが、所有者は妻を亡くした90代前半の男性だったそうだ。

「彼(ブラッド)はそのご主人に対して、本当に親切だった。奥さんに先立たれたジョンという男性は、その家に独り暮らしだったのよ。」

そのことを知ったブラッドはジョンさんに対し、自分が所有者になった後も引っ越しを求めず、家賃も受け取らずにそのまま住まわせたそうだ。

「私はブラッドが、彼(ジョンさん)が亡くなるまで、何も支払わずにあの家に住まわせていたのを知っているわ。」

その後、ジョンさんは10年以上にわたり住み続け、妻との思い出が詰まった家で生涯を終えた。

カサンドラは「ジョンは105歳まで生きたから、ちょっと面白かったわね」と言うと、冗談交じりにこう続けた。

「ジョンはただただ生き続けたのよ。私が思うに、ブラッドはジョンが亡くなるまでそこに住めば良いと考えていたんでしょうね。それは、いつ起こっても不思議ではなかったから。」

画像2枚目は『Elvira 2022年10月31日付Twitter「LAST DAY to order the Elvira Collector’s Edition of ‘In Search Darkness Part 3’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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