浪川大輔『声優と夜あそび2023』木曜日MCの相方は花江夏樹! 「花江くんにマウント取れるように頑張ります」【インタビュー】

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2023年04月16日 17:32  アニメ!アニメ!

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『声優と夜あそび2023』木曜日MC・浪川大輔
「ABEMA」オリジナルの声優レギュラー番組『声優と夜あそび』。人気声優陣がタッグを組んでMCを担当し、トークや企画を繰り広げていく。平日毎日放送の"繋(コネクト)"、ロケ番組"ウォーカーズ"、月に一度のお祭りである"WEEKEND"など、毎週月曜から週末まで放送中だ。

そんな『声優と夜あそび』も2023年で6年目。アニメ!アニメ!では、その新シーズン開幕を記念して、各曜日のMC陣へインタビューを実施。昨年の振り返りや、新シーズンへの意気込みをうかがっている。



今回は、2022年に引き続き、木曜日MCを担当する浪川大輔にインタビュー。MC皆勤賞となる浪川に、2022年を振り返っての思い、新たな相方となる花江夏樹について聞いた。


[取材=森元行 文=すなくじら 撮影=Fujita Ayumi]

■馬と走り抜けた『声優28時間テレビ』
――昨年に引き続き、新シーズンのMCとしてオファーをいただいたときのお気持ちはいかがでしたか?

浪川:番組が続くという意味でも、僕自身がMCをやらせてもらえるという意味でも、当たり前のことではないので感謝の気持ちを感じてます。初回の感覚とはもちろん違いますが、「また楽しい時間を皆さんに提供できるよう頑張ろう」とあらためて気合が入りました。

――最近ではオフラインイベントもありました。久々の声出しOKのイベントの感想を教えてください。

浪川:バラエティ番組って、やっぱり笑ってもらってナンボのところもあると思います。
『声優と夜あそび フェスティバル 2022』のイベントでは、お客様の笑顔から元気の源をもらえたので、その分我々の疲労は軽くなったような感じがしました。

2021年のイベントでは、終わったあとは3日くらい立ち上がれなかったのですが、今回は次の日起きられてよかったです。手を抜いたわけじゃないですよ(笑)。来てくれたお客様のパワーがあってこそ(次の日)起きられました。

――普段、生放送のときはコメント機能で皆さんとコミュニケーションをとっていますが、リアルで視聴者の顔が見られるというのはどうでしたか?

浪川:こちらがおしゃべりしてることは一緒なんですけど、オフラインだと空間の厚みが違うなという印象を受けました。もちろんコメントもうれしいですが、よりリアルな時間を共有しているって感じられるので。

――去年1年間はさまざまな企画に挑戦されたと思います。一番思い出に残るエピソードを教えてください。

浪川:木曜日に関しては、細谷(佳正)くんがパートナーだったので、細谷くんのいいところも知ってほしいし、僕も皆さんが知らない部分を見せたいと思って。後半になるにつれて、他の曜日にはないテイストの番組がお届けできたと思います。いい意味で試行錯誤ができたんじゃないかな。

あと、5周年記念の『声優28時間テレビ』は思い出に残っています。帯番組とはいえ、皆が揃うことってあまりないですから。他の曜日のMCの方って、仲間でありライバルでもあるんです。負けたくないという感情から、触発される気持ちもありますし。
関(智一)さんが急遽来れなくなっちゃうハプニングもありましたしね。このご時世だから仕方ないことですけど、でもそれをみんなでカバーしたのも含めて思い出深いです。

――『声優28時間テレビ』では、「声優vs馬」の企画で元競走馬のウーロンと1周250mのダートコースで戦っていました。馬と走った感想は?

浪川:やっぱり大きかったです(笑)。馬にも心があるんです。ウーロンについては、すごく優秀でおとなしくて頭のいい子だという事前情報はいただいてたんですけども……「勝たせてくれたのかな?」とかいろいろ考えるわけですよ。
あとは多分馬もびっくりしてると思うんですけど、カメラマンの足が非常に速い(笑)。馬も速いし、カメラマンも速い。当日は、とにかく必死で。まず最初に(畠中祐が)勝っちゃったのは驚きましたが……。

――それぐらい声優もカメラマンも本気だったと。

浪川:馬と走れて結果的にはよかったのですが、唯一心残りがあるとすれば、事前に「浪川さん、何かやりたいことないですか?」って聞かれたときに、僕は「感動的に走りたい」って言ったんです。企画としては、走るという意味では合ってるのかもしれない。でも、 “馬と”とは思わなかった(笑)。僕は長い距離とか走りたかったんですよ。

■花江くんに追いつきたい!
――木曜日は花江夏樹さんと新たなコンビでMCを担当されます。木曜日はどんな曜日にしていきたいですか?

浪川:花江くんは超人気声優だし、すでにさまざまなことに挑戦してきたと思うんです。彼の個人YouTubeだってそうじゃないですか。だから、花江くんが興奮するような新しいことをやってみたいなとは思います。
元々同じ事務所で、彼が新人のときから知ってる長い付き合いなのですが、追いつく1年にしたいですね。花江くんにマウントを取れるように頑張ります(笑)

――声優さん以外の職業の方も含めて、呼んでみたいゲストの方はいますか?

浪川:芸人さんかな。ずっとお笑いは好きですし、変わった人に会いたい。あと例えば花江くんと一緒なら、ゲーム系のトッププレーヤーとか。攻略パターンとかメンタル的な部分を聞いてみたいかもしれない。何かの分野のプロフェッショナルの人に会ってみたいですね。

――昨年のインタビューでも同じようなことをおっしゃっていました(笑)

浪川:だとしたら、この1年では叶ってなかったってことだよね(笑)。でも素敵な人にいっぱい会わせていただいたので、そういう意味ではすごく楽しい1年でした。

――遊びに行ってみたい曜日はありますか。

浪川:どこも楽しそうだなとは思います。どの曜日にも行ってみたいし、行ったら絶対楽しい。でも心の底ではどこか嫉妬心があるのか、木曜日が一番楽しいって思っているし、そこは譲れないな。他の曜日を気にするよりも自分たちを気にしたいですね。
でも『ウォーカーズ』で森久保さんが飲みながら(番組を)やるって噂で聞いて、行ってみたいかも。まあ、飲みたいだけですが。

■継続の男・浪川大輔
――2018年に番組が始まってから、5年が経ちました。浪川さんが5年間続けていることや長く続けていることはありますか?

浪川:何事にも、長く継続している人にしか見ることのできない景色が絶対にあると思っていて。最初から向いている・向いていないで決めてしまうなら、世の中どんな人にとっても、向いてないものばかりだと思うんですね。向いてるものがあるとしたら本当に“いい出会い”。
プロスポーツ選手でも、最初は何度も辞めようかと思ったかもしれない。でも辞めずにやってきたから、今のポジションがあるわけです。

僕自身で言えば、役者は40年近く、ハンドボールも30年やってるかな。どんなことでも基本的には長く続けています。
会社を始めてからは、社長になって「こんなはずじゃなかった」って思うこともあるけど、一応10年続いています。だからそういう意味では、基本的には長く続けるのがポリシーというか。貧乏性なんで、途中でやめちゃうのはもったいない気がして。
引き際は、途中で自分が必要とされなくなったときです。できるだろうなと思ってるのに、自分から引いていくのは違うかな。他人から「卒業です」と言われたら辞めます。

――浪川さんが言うと重みが違いますね。

浪川:「『声優と夜あそび』をめっちゃ大切にしているんですよ」って誰かが言ったとして、1年目の人が言うか、5年やった僕が言うか、さらには僕よりも10年やってる人が言うか……いたとしたらですよ(笑)。であれば、10年やった人が絶対に重みがあると思うんですよね。「大切にしているんです」っていう一言を、サラッと言ったとしても重みは変わってくるはずです。

――ぜひ、『声優と夜あそび』も長く続けてほしいです。最後に視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

浪川:「木曜、また浪川か〜」って思っている方もたくさんいらっしゃると思うんですけど(笑)。皆さんにとって疲れた時間帯にこそ、元気を取り戻せる時間にしたいと思いますので、ぜひ応援してほしいです。ただ、番組としてまだどういうテイストになるわからない部分も多いので、視聴者の皆さんも含めて一緒に番組作りができたらな、と。
番組が始まってから丸5年ということで、ひと区切りついて新たな気持ちで6年目を迎えたいと思っていますので、よろしくお願いします。たくさんの方に見てもらって、そして笑ってもらえるとうれしいです。

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