ryuchell、曖昧な“パクリの境界線”に悩むことある

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2023年04月20日 23:05  ナリナリドットコム

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タレントのryuchellが、4月19日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“パクリの境界線”に悩むことがあると語った。

番組はこの日、内閣府が制作した性暴力の啓発ポスターに「他のイラストレーターの作品と酷似している」と指摘があり、使用を中止したことを紹介。クリエイティブにおける作風や絵柄の類似性について考えた。

番組MCを務めるryuchellは「大切な愛のある作品を真似されたら傷つくし、腹立たしくなるのは当然のこと」とした一方で、「デザインを決める時に、すでに発表されているものを見ながら、『こういう雰囲気で』や『こんなイメージで』という会話はめちゃくちゃ出てくる。パクリの境界線は曖昧だし、すごく難しい」とコメントした。

イラストレーターのさいとうなおき氏は「創作のスタートラインは“真似すること”だったりするので、『真似=悪いこと』になると、作家の委縮に繋がってしまう。だからこそ、真似とパクリの線引きを明確にしたいと思っているけど、なかなか説明しづらい」とコメント。

これに作家の鈴木涼美氏も「私も有名作家の書き移しから始めたし、『このライターは涼美さんっぽい文体だね』と聞くこともある。作風や文体は取り締まることはできないから、作家がそれぞれの矜持を持って行動するしかない」と話した。

妻がイラストレーターのジャーナリスト・佐々木俊尚氏は「人気が出ると、ギャラが上がって、依頼が減る。そして、安いギャラのイラストレーターに『この人みたいな作風でお願いします』と頼む風潮が業界にはある」と問題提起をすると、ryuchellは「企業は“ホンモノ”の価値をわかっているから、本当はその人に頼みたいはず。確かに、似せて作ったもののコストは安いのかもしれないけれど、『高くてもいいから、ホンモノにお願いしたい』という人がいることを信じたい」と話した。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20230478855.html


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  • 頭悪そうな会話だな。安易に仕事するとパクリは発生するよ。
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