“司令官・指揮官”キャラといえば？ 3位「ガンダム」ブライト・ノア、2位「エヴァ」碇ゲンドウ、1位は「進撃の巨人」エルヴィン・スミス

2023年春アニメの中には『ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマーアゲイン』や『THE MARGINAL SERVICE』など、司令官・指揮官が登場するタイトルが存在します。

組織のトップとして部下たちを指示するキャラクターは魅力的に見えるものです。どんな危機的状況でも解決策を見い出したり、自ら率先して危険な任務に当たったり、誰も思い付かない奇策で数的不利を覆したり……。

そこでアニメ！アニメ！では「“司令官・指揮官”キャラといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。4月11日から4月18日までのアンケート期間中に467人から回答を得ました。
男女比はほぼ同数。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。

■司令官・指揮官のタイプもさまざま

第1位

1位は『進撃の巨人』のエルヴィン・スミス。支持率は約7パーセントでした。

エルヴィン・スミスは調査兵団の第13代団長。「調査兵団の長としての使命と、幼少期からの夢との間で揺れながらも、団長としての使命をまっとうすべく戦った姿は立派の一言。配下の兵士たちからの信頼も厚い」や「『何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう』というアルミンの言葉を体現した人物。ウォールマリア奪還作戦での演説のシーンは何度見ても泣いてしまう」、「彼が放つ『心臓を捧げよ！』は作品を代表するセリフだから」と指揮官としての有能さや、印象に残る場面の多さから票を集めました。

第2位

2位は『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ。支持率は約6パーセントでした。

碇ゲンドウは特務機関ネルフの総司令で、主人公・シンジの父親でもあります。「実の息子にまで厳命を下すなど、決して理想の上司ではないが、司令としての存在感は絶大」や「机の上で両手を組み、口元を隠すポーズを真っ先に思い出した」と目的のためなら手段を選ばない冷酷な司令官がランクイン。
なお4位には葛城ミサトが登場。「エヴァの作戦責任者。どんな状況でも諦めず、ときには奇策で使徒に立ち向かうのがカッコイイけれど、私生活は堕落しているギャップも好き」とシンジの保護者でもある作戦部長も上位に入りました。

第3位

3位は『機動戦士ガンダム』のブライト・ノア。支持率は約5パーセントでした。

ブライト・ノアは地球連邦軍の軍人で、ホワイトベースの艦長としてクルーを指揮します。「ガンダムシリーズを代表する艦長。『機動戦士ガンダム』では艦長に抜擢され、その後のシリーズでも活躍。とくに『逆襲のシャア』での「すまんが、みんなの命をくれ」は軍人として指揮官として、とても重く大きなセリフだったと思います」や「子どもの頃は、すぐに怒るヤツだなぁ……と思っていましたが、アムロをはじめ個性的なパイロットたちを統べる苦労人。その大変さがようやくわかりました」と大人になってから見ると印象が変わるという意見も届きました。

■そのほかのコメントをご紹介！

『86-エイティシックス-』ヴラディレーナ・ミリーゼには「最初は未熟なところもあったけれど、戦場で戦う兵士たちと共に成長して立派な指揮官に。レーナのおかげで成功した作戦も多いです」。
『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』コンボイには「正義のトランスフォーマー・サイバトロンの司令官。玄田哲章さんの声で「私にいい考えがある」と言われると安心感があります」。

『銀河英雄伝説』ヤン・ウェンリーには「艦隊を指揮する上で、勝利を至上とはしない不敗の魔術師。不毛と知りつつも文民統制を頑なに守り戦う彼こそ指揮官に相応しい」
『はたらく細胞』ヘルパーT細胞には「細胞たちに的確に指示を出して、体内の平和を維持している司令官。爽やか系の見た目に反して『必ずや抹殺してご覧にいれましょう』というセリフはちょっと怖いです」と舞台化が決まった人気シリーズにも投票がありました。

今回のアンケートでは頼りになる司令官・指揮官が集結。部下たちから尊敬されるキャラクターたちが数多く揃っています。

■ランキングトップ10

[“司令官・指揮官”キャラといえば？]
1位エルヴィン・スミス『進撃の巨人』
2位碇ゲンドウ『新世紀エヴァンゲリオン』
3位ブライト・ノア『機動戦士ガンダム』
4位葛城ミサト『新世紀エヴァンゲリオン』
5位ヴラディレーナ・ミリーゼ『86-エイティシックス-』
6位ターニャ・デグレチャフ『幼女戦記』
7位コンボイ『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』
8位マリュー・ラミアス『機動戦士ガンダムSEED』
9位沖田十三『宇宙戦艦ヤマト』
10位ヘルパーT細胞『はたらく細胞』
10位ヤン・ウェンリー『銀河英雄伝説』

（回答期間：2023年4月11日～4月18日）

■ランキングトップ20

[“司令官・指揮官”キャラといえば？]
1位エルヴィン・スミス『進撃の巨人』
2位碇ゲンドウ『新世紀エヴァンゲリオン』
3位ブライト・ノア『機動戦士ガンダム』
4位葛城ミサト『新世紀エヴァンゲリオン』
5位ヴラディレーナ・ミリーゼ『86-エイティシックス-』
6位ターニャ・デグレチャフ『幼女戦記』
7位コンボイ（オプティマスプライム）『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』
8位マリュー・ラミアス『機動戦士ガンダムSEED』
9位沖田十三『宇宙戦艦ヤマト』
10位ヘルパーT細胞『はたらく細胞』
10位ヤン・ウェンリー『銀河英雄伝説』
12位城戸正宗『ワールドトリガー』
13位ドット・ピクシス『進撃の巨人』
14位楠木『リコリス・リコイル』
14位西住みほ『ガールズ&パンツァー』
16位太宰治『文豪ストレイドッグス』
17位ルルーシュ・ランペルージ『コードギアス反逆のルルーシュ』
18位産屋敷耀哉『鬼滅の刃』
18位忍田真史『ワールドトリガー』
18位森鴎外『文豪ストレイドッグス』
18位ロイ・マスタング『鋼の錬金術師』

（回答期間：2023年4月11日～4月18日）

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。

“司令官・指揮官”キャラといえば？ 3位「ガンダム」ブライト・ノア、2位「エヴァ」碇ゲンドウ、1位は「進撃の巨人」エルヴィン・スミス

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