2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPスプリント トップ8ドライバーコメント(2)

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2023年04月30日 18:10  AUTOSPORT web

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2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPスプリント 首位セルジオ・ペレス(レッドブル)、2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
 2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPのスプリントが行われ、1番手〜4番手のドライバーが土曜日を振り返った。1番手〜4番手のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
スプリント=4番手
 1周目のマックスとのバトルでの動きについて言うと、あれは決定的なものだったと思う。僕としては引き下がるつもりはなかった。僕は戦って勝つためにここにいるんだ。彼がアウト側を走りながらポジションを守ろうとしていることに驚いた。そういう動きには常にリスクがあるからだ。僕は、クリーンなバトルをするためにベストを尽くした。それでも接触してしまったが、それがレースだ。

 今日はマシンの感触は悪くなかった。ただ、スピードが足りないね。明日のレースに向けてやるべきことがあるのは分かっている。後方からのスタートになるけれど、今日見る限り、レースペースはよさそうだった。ポジションを上げていくために全力で戦うつもりだ。

 クリーンなスタートを切って、トラブルを避けて戦っていきたい。長いレースのなかで、赤旗やセーフティカーの可能性がある。何が起きてもおかしくないから、状況を見ていこう。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント=3番手
 1周目には少し混乱があり、マシンにダメージを負ったことで、残りの周回で前に出るのが難しくなった。全体的に見て、3番手というのは悪くない結果だし、ダメージの管理をうまくやれたと思う。このダメージが今日のレースにどの程度影響したかは、データを調べて確認する必要があるが、マシンに穴が開いた状態で走るというのは決して理想的なことではない。

 明日のことに目を向けると、僕たちのマシンがレースで強いということは、今日のチェコ(セルジオ・ペレス)のパフォーマンスを見れば分かると思う。明日一番重要なのは、トラブルに巻き込まれないことだ。明日は優勝を狙えると思うよ。

(自身の公式サイトにおいて、「ラッセルと話して問題は解決したか」と聞かれ)いや、解決なんかしてないね。なぜ1周目にあんなにリスクを冒さなければならないのか、僕には理解できない。彼は曲がりきれずに僕のサイドポッドに突っ込んできて、マシンに穴を開けた。あの段階では誰もがタイヤが冷えていて、ロックアップしやすい状態だった。彼の説明は意味をなさないよ。

 スタートが良くなくて、僕はアウト側に行った。イン側にいる人間は、誰かがアウト側にいる場合にはもっと気を付ける必要がある。ストリートサーキットならなおさらだ。僕の方は彼に十分なスペースを与えたと思う。でもターン2で彼は僕の方にプッシュしてきた。それで僕は勢いを失って、彼にポジションを奪われたんだ。あれはフェアじゃないよ。

 僕のマシンにダメージがあったというのに、スチュワードが調査すらしないというのは、異例のことだよね。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
スプリント=2番手
 勝利を目指したかったけれど、レッドブル・レーシングのレースペースにおけるアドバンテージを考えると、難しいだろうことは分かっていた。僕たちに欠けているのはその部分であり、今、そのエリアの改善に最も力を入れている。

 ポジティブな面に目を向けると、予選では強力なペースを発揮することができた。前戦オーストラリア以来、正しい方向に進んでいるということだ。明日何が可能かを見ていこう。

(スプリント後の会見で語り)2戦前はレースペースでどれだけの差があったのかを忘れるべきではない。それを思えば、一歩前進したということになる。まだ望む状態には至っていないけれど、勝つことが不可能なのであれば、最大限のポイントをつかむ必要がある。今日はこれ以上の結果を出すことは無理だった。そういう意味で、2番手に満足だよ。明日は(ポールポジションから)優勝を目指して戦う。レッドブルの方が少し速いとは思うけどね。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント=1番手
 良いペースを発揮し、リズムをつかんだこと、レースの重要な場面でプッシュできたことが、違いを生み出し、勝利の鍵となった。

 序盤はシャルルをパスするためにかなりプッシュしなければならなかった。特にリスタートが重要だった。1周目の段階で、彼のペースが優れており、メカニカルグリップがとても良いということが分かっていたからだ。

 その後、比較的早い段階でオーバーテイクを成功させることができた。それは大事なことだったと思う。

 一日を終えてみて思うのは、今日のレースはとてもうまく実行できたということであり、今のところチーム全体にとって素晴らしい週末を過ごしているということだ。このチームを心から誇りに思う。4週間のインターバルを終えて、いきなり新しいフォーマットに対応しているんだ。

 今のところ素晴らしい仕事をしているけれど、肝心なのは明日だ。これから明日の決勝に気持ちを集中させる必要がある。明日、優勝争いができるという自信はあるが、状況を見守っていこう。バクーでは何が起こるか分からないからね。何かが起きたときに、やるべき仕事を確実に遂行する必要がある。

(スプリント後の会見で語り)すごくハッピーだ。チーム全員にとってうれしい結果だよ。この(スプリント)フォーマットは、ドライバーにも、メカニックにも、エンジニアにも、とても大きなプレッシャーをもたらす。簡単なものではないんだ。だからこそ、最大限のポイントを獲得できたのは、素晴らしいスタートだと言えるだろう。

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