キム・カーダシアン、「METガラ」でパール5万個のドレスを着用 イベント後には糸がほどけてパールが散らばる

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2023年05月04日 11:01  Techinsight Japan

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今年の「METガラ」では、淡水パールとクリスタルを全身にあしらったドレスを着用したキム・カーダシアン。ボディラインに沿って作られたドレスは動きが制限されてしまい、歩くのも容易ではなかったようだ(画像は『Kim Kardashian 2023年5月1日付Instagram「MET 2023」』のスクリーンショット)
キム・カーダシアン(42)が、全身をパールで覆ったドレスを着用し「METガラ」のレッドカーペットに登場した。ドレスは淡水パールとクリスタルを合計65,000個使用しており、キムのボディラインに沿うように手作りされたものだ。しかしこのドレスを着て歩くのは容易ではなかったようで、キムが車から降りた際には糸がほどけてパールが道路に散らばった場面が目撃されている。

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現地時間1日、米ニューヨークのメトロポリタン美術館でファッションの祭典「METガラ」が開催された。1948年に開始した同イベントはコスチューム・インスティテュートへの資金調達を目的とするもので、1995年からは米版『VOGUE』の編集長アナ・ウィンターが主催し、毎年5月の第1日曜日に行われている。

会場のレッドカーペットでは、セレブ達が毎回指定されたドレスコードに合わせたファッションで登場するが、今年のテーマは2019年に85歳で他界したデザイナー、カール・ラガーフェルド氏に敬意を表した「Karl Lagerfeld: A Line of Beauty」だった。カール氏はデザイナーとして「フェンディ」「クロエ」などで活躍したほか、「シャネル」で長年クリエイティブディレクターを務めた。

キム・カーダシアンは「METガラ」の常連であり、毎回レッドカーペットで着る衣装が注目を集めている。昨年はマリリン・モンローが実際に着用した伝説のドレスを纏っていた。

キムにとって10回目の参加となる今年のレッドカーペットでは、パールを全体にあしらった「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」のドレスを着て登場した。生前のカール氏が作品の多くでパールを使用していたことへのオマージュとみられている。


キムはコルセットのボディスーツを着て、その上には50,000個の淡水パールと16,000個のクリスタルで作られたトップスとスカートを纏っていた。パールとクリスタルを連ねたドレスは、キムのボディラインに沿うように12人の職人が1000時間以上を費やして手作りしたものだ。レッドカーペットでは床に届く豪華なストールを合わせて、華やかなコーディネートを完成させていた。

しかしキムはこのドレス姿で歩くのが容易ではなかったようで、階段を上る際には周囲の手助けを得ていた。米メディア『People.com』が公開した動画には、キムがスタッフとみられる男女に手を引かれ、ゆっくりと階段を上る姿が捉えられている。

同メディアによると、キムがイベント終了後にホテルに戻った際、パールで作られたスカートの裾の糸がほどけていたという。車から降りる際に足元の糸が切れてしまい、道路には数個のパールがこぼれ落ちたそうだ。

今回キムが着たドレスのデザインについて、米男性誌『プレイボーイ』で2007年に撮影されたヌード写真から着想を得たものだと米メディア『E! Online』などが伝えている。当時の写真では、モデルの女性が首から幾重にも連ねたパールのネックレスをつけ、腰や手首に巻き付けながらポーズをとっていた。

なお当日の会場では、キムが元恋人のピート・デヴィッドソン(29)と談話する姿が目撃された。2人は昨年の「METガラ」のレッドカーペットでカップルとして登場したが、その3か月後に破局していた。



画像は『Kim Kardashian 2023年5月1日付Instagram「MET 2023」、2023年5月2日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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