「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」不死川玄弥（CV.岡本信彦）は銃を使う？ 隠された“3つの謎”に注目

炭治郎たちの新たな任務を描く、『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』が2023年4月より、全国フジテレビ系にて放送中。刀鍛冶たちが住む里へと向かった炭治郎は、最終選抜試験で出会った同期の剣士・不死川玄弥（しなずがわ げんや）に再会する。

本稿では、甘露寺蜜璃や時透無一郎の登場も重なり、ますます盛り上がりを見せる「刀鍛冶の里編」。今回は炭治郎の同期であり、刀鍛冶の里での共闘が楽しみなキャラクターである不死川玄弥の魅力を解説する。

■不死川玄弥プロフィール


不死川玄弥は、炭治郎の同期の鬼殺隊の隊員。"風柱"である不死川実弥の兄弟である。側面を刈り上げた髪に、右目の下から鼻にかけての大きな傷が特徴で、ぶっきらぼうな態度と言葉遣いが印象に残る。立志編の第五話にて炭治郎、善逸、伊之助と最終選別に残るも、その後は刀鍛冶の里編まで炭治郎たちとの動きはなかった。

刀鍛冶の里の温泉で炭治郎と再会した玄弥は、開口一番「死ね！」と言い、炭治郎を湯の中に沈めるなど、仲が良いとは言い難い様子。しかし、前向きで天然な炭治郎はあまり気にしておらず、玄弥と仲良くなるために試行錯誤をしている。

■不死川玄弥の3つの謎
日輪刀への執着
「今すぐ刀よこせっ……！」
不死川玄弥がアニメでその存在を明らかにしたのは、立志編の第5話。玄弥は産屋敷輝利哉とかなたが隊服支給や鎹鴉、玉鋼の選定について説明する中、すぐに色変わりの刀が欲しいと求める。 横暴な態度で刀を求める玄弥だが、その様子はどこか焦っているようにも見えた。玄弥が刀を強く求める理由は、「刀鍛冶の里編」にて明らかになるのだろうか。

玄弥は再生能力を持っている？
「お前の見間違いだろ」
炭治郎が玄弥の抜けたはずの歯が元に戻っていることを指摘すると、バツの悪そうな表情で否定した玄弥。しかし、炭治郎は玄弥の抜けた歯を持っており、確実に歯が抜けていたにもかかわらず“見間違い”と指摘されたことに疑問を抱く。鬼殺隊のメンバーの鍛え抜かれた体であれば一般人よりも治りが早いことは考えられるが、抜けた歯を再生するとなるとまた話は別である。炭治郎の“見間違い”は、一体なんだったのだろうか。

戦闘スタイルは銃

戦闘では主に銃を使用しており、その腕前はかなりのもの。鬼殺隊の中でも銃を使う隊士は珍しく、半天狗も銃の一撃を「初めて食らった感触の攻撃」と評価した。しかし、鬼殺隊のメンバーとなれば刀の使用が一般的なはず。玄弥が銃を使う理由が気になるところだ。


■不死川玄弥の声優は？
玄弥の声を演じているのは、声優の岡本信彦さん。岡本さんは1986年生まれ東京都県出身で、現在はマネージャーと共同で代表取締役を務める新声優事務所「ラクーンドッグ」に所属している。『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己役をはじめ、『とある魔術の禁書目録』の一方通行〈アクセラレータ〉役、『暗殺教室』の赤羽業役など、人気作品のキャラクターを多く演じている。
岡本さんといえば、強面なルックスだけどぶっきらぼうな優しさが感じられる男性キャラクターの声のイメージを持つファンも多いのではないか。好戦的な台詞の演技に定評のある岡本さんだが、玄弥もまさにその演技を最大限に楽しめるキャラクターと言えるだろう。

■まとめ
今回の「刀鍛冶の里編」のキーパーソンになる予感が漂う不死川玄弥。炭治郎へのツッコミのキレもよく、仲が良いのか悪いのかわからない2人のコンビネーションも独特で面白いところだ。玄弥の謎を解くための鍵が隠された「刀鍛冶の里編」を引き続き追っていこう。



（C）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable