巨人・赤星は最多127球の力投も開幕3連敗…解説陣は右腕称えつつ援護不足にも言及

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2023年05月15日 07:20  ベースボールキング

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巨人・赤星優志 (C) Kyodo News
◆ 「1球は悔やまれるんだけど…」

 巨人の2年目右腕・赤星優志は自己最多127球の力投を見せたが、7回途中5失点で開幕3連敗。今季5度目の先発登板でも白星を手にすることができなかった。

 初回は味方の失策で先取点を許してしまったものの、その後は危なげなくアウトを積み上げ、5回まで自己最多7奪三振の好投。6回まで好調広島打線をわずか3安打に抑え、7回もマウンド上ったが、二塁打とバント安打で無死一・三塁のピンチを迎えてしまう。その後はなんとか内野ゴロ2つで2アウトまでこぎつけるも、怖い秋山翔吾にはカウントを悪くし申告敬遠で満塁にすると、4番のマクブルームに左翼席ギリギリに満塁本塁打を運ばれKO。6回2/3を6安打5失点で降板し、今季未勝利のまま3敗目を喫した。

 一発に泣いた赤星の投球について、14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の五十嵐亮太氏は、「粘りの投球を見せていただけに、この大事な勝負どころをどう乗り越えるかってところが今後の課題になってくるでしょうね」と指摘。番組MCを務めた岩本勉氏も「痛い思いをして、次の登板に活かせる投手こそ、どんどん大きくなっていきますからね」と同意していた。

 また、同じく解説者の真中満氏は「内容は良かったですよ。1球は悔やまれるんだけど」としながらも、「その前にジャイアンツ打線が点数を取ってあげていると、もう少し違った投球になったのかなという気もするんですけど」と、7回までブリンソンの二塁打だけで、赤星に援護のなかった打線にも問題があると説いた。

 原監督が「気持ちが入っていて良いピッチングだった」と評価したことについても触れ、岩本氏は「彼(赤星)も監督の言葉をエネルギーに変えて」とエールを送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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