ジョニー・デップ(59)の主演映画『Jeanne du Barry(原題)』が、カンヌ国際映画祭のオープニングで上映された。映画が終わると会場から長いスタンディングオベーションが沸き起こり、ジョニーは感動のあまり涙ぐんでいたという。翌日、ジョニーは記者会見を行い、2020年に元妻アンバー・ハードに対する裁判で敗訴した後、出演映画からの降板を要求されたことに言及した。
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現地時間16日、フランス南部のカンヌで「第76回カンヌ国際映画祭」が開幕した。式典のオープニングでは、ジョニー・デップの主演映画『Jeanne du Barry(原題)』がプレミア上映された。
ジョニーはアンバーとの英国での名誉棄損裁判後、ハリウッドの映画界から遠ざかっていた。2022年1月には米誌『Variety』が、マイウェンの次回作でジョニーがルイ15世を演じることが決定したと報道。同年夏から撮影を開始すると発表した。同年4月には米国でアンバーの寄稿文に対する名誉棄損裁判が開始され、ジョニーが勝訴。その後、ジョニーは生前のジェフ・ベックとヨーロッパツアーやレコーディングを行うなど、ミュージシャンとしての活動を続けていた。そして8月には、フランスの制作会社「Why Not Productions」による映画『Jeanne du Barry』のティーザーが公開されていた。
画像2、4枚目は『Festival de Cannes 2023年5月16日付Instagram「Après son Prix du Jury en 2011 pour Polisse」』『Variety 2023年5月17日付Twitter「Johnny Depp ignores Hollywood’s boycott against him」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 寺前郁美)