面接で「専務は車を洗っているから1時間程待って」と言われた男性 1時間半待ったあと怒涛の展開へ

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2023年05月21日 06:10  キャリコネニュース

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面接であろうとなかろうと、人と会う約束をしているときに「洗車が終わるまで待たせる」など常識ではありえない。しかし福島県に住む建築・土木技術職の男性(40代前半/正社員・職員/年収600万円)は、「以前働いていた職場の採用面接時」にそんな理由で待たされたあげく、

「じゃあいいや、採用で」

などと謎の対応をされた体験談を綴った。(文:okei)

「遅れた謝罪もなく履歴書も見ずに『下請会社じゃダメ?』と聞かれる」

当時ハローワーク経由で応募し、「面接は計2回、部長面接が通れば専務面接になる」と説明を受けていた。初回の面接は指定された日時の15分前に到着し、「部長と普通に面接終了」したという。そのとき

「上には言っておくので大丈夫だから安心していてくださいと採用が決まった空気を出される」

と就職は順調にいくかに思えたが……。

問題は「2回目の面接」だった。その日も指定された日時の15分前に到着したが、「受付の方から不在だと言われ、専務に連絡するので少し待ってほしいと言われ待ちました」とこの辺りから雲行きが怪しくなっていく。

「少し待つと受付の方から『専務は車を洗っているから1時間程待ってほしい』と言われ、応接室に通され再度待ちました」
「1時間30分経過しても専務の姿は見えず、流石に確認しようとしたところ専務到着。遅れた謝罪もなく履歴書も見ずに『下請会社じゃダメ?』と聞かれる」

想定外の失礼ぶりに男性は「少々唖然としましたが」としつつ

「御社を受けにきているので何故他社を勧めるのかを聞いてみたところ、『じゃあいいや、採用で』という変な感じでした」

不自然なやりとりにモヤモヤが残ったようだが。その後も困惑する事態は続いた。

「今日は社長がデスクにいるから社長面接もしていくように急に言われ、流れで社長と面接開始」
「社長面接は無事に終わりかけたところ、会長が戻ってきたみたいなので、これが終わったら会長とも面接していってくれという中々な流れ」

と怒涛の役員面接3連続となった。「無事に全てが終わり、後日採用内定の通知が届いた」というが、あらかじめ聞いていた面接回数は大幅に超えていた。役員のその場の都合で物事が決まるのは中小企業ではありがちのことかもしれないが、男性にはすっかり不信感が芽生えてしまい、

「計4回に増えた面接や専務の謎対応含め、会社に対して不信感を払拭できず」

と綴っている。その後の対応として、顛末をこう明かした。

「初回面接をして頂いた部長さんと喫茶店で腹を割って話させてもらい、『上の3人は配属先にはいないからオレらと楽しくやろう』という一言に押され結局入社しました」

男性は「オチがなくてすみません」と結んでいるが、その後何が原因かこの会社からは転職したとのことだった。

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  • 手数の一つとして仲間に入れるか、は部長がしていてあとは周知連絡作業。
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