ドゥカティ、ミケーレ・ピロとテストライダー契約を2026年まで更新。MotoGPとMotoEマシンの開発を継続

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2023年05月30日 13:30  AUTOSPORT web

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ドゥカティ デスモセディチGPを駆るテストライダーのミケーレ・ピロ
 5月29日、ドゥカティ・コルセはミケーレ・ピロとテストライダーとして2024年から2026年まで契約を3年間延長したと発表した。

 ピロは、2013年からドゥカティのテストライダーを務めている36歳のイタリア人ライダーだ。ワイルドカード参戦や代役としてもMotoGPに出場しており、2022年シーズン終了までに計45戦を戦ってきた。

 11年目を迎えた2023年シーズンは、開幕戦で負傷したエネア・バスティアニーニの代役として第3戦アメリカズGPにドゥカティ・レノボ・チームから出場。決勝レースでは、予選18番グリッドから11位で完走を果たしてポイントを獲得している。

 そんなピロは長年に渡ってMotoGPマシンのドゥカティ・デスモセディチGPの開発に大きく貢献してきた。さらに2023年からFIM Enel MotoE World Championship(MotoE)で使用されるV21Lの開発プロジェクトにも昨年から参加し、開発に携わっている。

 そして、ドゥカティ・コルセとの契約を2024年から2026年末までの3年間延長。同時に、ピロの母国GPともなる6月9〜11日にイタリアのムジェロ・サーキットで開催される第6戦イタリアGPにワイルドカードとして参戦することも発表された。

◼︎ミケーレ・ピロ
「僕のスポーツキャリアの大半はドゥカティとともにあり、ボルゴ・パニガーレというメーカーの赤以外の色を着た自分を想像することはできないよ。僕がここに来たのは2013年で、ドゥカティ・コルセにとっておそらく最も困難な時期だったけれど、今は会社にとって最高の時期も経験している。僕たちがともに成し遂げてきたことを非常に誇りに思っているよ」

「僕は、新しい世代のイタリア人ライダーと密接に仕事をし、彼らから常に新しいことを学んでいる。これまで通り、デスモセディチGPとパニガーレV4の開発に貢献し続けられるよう、懸命に努力していくよ。クラウディオ(・ドメニカリ)、ジジ(・ダリーニャ)、パオロ(・チャバッティ)、ダビデ(・タルドッジ)そして僕を信じてくれるすべての人々に感謝している。フォルツァ ドゥカティ!」

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