岩佐歩夢「残念な結果となった原因は2つ」/FIA F2第7戦バルセロナ レース1

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2023年06月04日 11:40  AUTOSPORT web

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2023年FIA F2第7戦バルセロナ 岩佐歩夢(ダムス)
 6月3日にスペインのカタロニア・サーキットで開催された2023年FIA F2第7戦のスプリントレース(決勝レース1)。ホンダ&レッドブル育成の岩佐歩夢(ダムス)は接触によるコースオフの影響もあり8位となった。

 雨や接触、変わりゆくコンディションに翻弄された一戦を終え、岩佐は「とても難しいコンディションで、結果は残念なものでした」と評した。

「原因はふたつあると考えていて、ひとつはスタート時の第1コーナーへのアプローチの際に自分のミスがあったことです。位置取りが悪くポジションを失い、その後のターン5で接触してさらに順位を落としてしまいました」

 6番手スタートだった岩佐。降雨に伴いローリングスタートとなるなか、ターン1で難しい位置取りを強いられ後続に先行を許してしまう。さらに、ターン5でランキング2位につけるテオ・プルシェール(ARTグランプリ/ザウバー育成)と接触。グラベルへのスタックは回避したものの、ここで10番手までポジションを下げることとなる。

「もうひとつはマシンのセットアップとタイヤで、チームのストラテジーとしてうまくいかなかった部分があったことで、1周目のスピードに他車と違いが出てしまいました」と岩佐。オープニングラップでの他車とのペースの差が、プルシェールとの接触、その後の展開に大きく影響したと明かした。

「このふたつのミスでレース序盤に流れを失ってしまったのが大きな反省点です。その後、ペースはよかったのですが、徐々に路面が乾き始めて、オーバーテイクが難しい状況になってしまいました」

「しかし、悪かった部分ははっきりしていて、改善点もわかっていることはポジティブに捉えていて、フィーチャーレースに向けて改善することで結果はついてくるはずで、その点では得たものの大きいレースになったと思います」

 続く、フィーチャーレース(決勝レース2)は6月4日の現地時間11時25分(日本時間18時25分)から、タイヤ交換義務を有する周回数37周で争われる。2列目4番手からスタートを迎える岩佐の走りに、引き続き期待したい。

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