<子どもはいらない派>【後編】結婚8年目、夫婦2人で生きると決めた。でも産むほうが後悔しないの?

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2023年06月06日 21:30  ママスタジアム

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前回からの続き。現在34歳、結婚8年目の今回の相談者さんは“子どもはいらない”と考えていたそうです。その考えは旦那さんも一緒。しかし最近知人から言われた「子どもを産まないと後悔するよ」とのアドバイスがどうしても気になって仕方がない様子。「自分たちの老後の介護要員として」「自分のために一応1人くらいは」と産んだ方がいいのか悩み、ママスタコミュニティにいるママたちに回答を求めました。

後悔する人もいれば、しない人もいる!


人生は一度しかありません。子どもを産む自分、産まない自分、どちらかしか選ぶことができないのです。だからこそ相談者さんも慎重に考えたいのでしょう。しかし他人にどちらがいいか聞いたとしても、その意味合いは複雑なもの。必ずしも理解できる部分ばかりでありません。選択を満足しているからそう答える場合もありますが、自分の選択が間違っていると思いたくない場合もあります。また、もう一方の答えの未来を知らないからわからない場合だってあります。つまり、他人の意見はあまり参考にならないということです。
『疑問なら無理やり産むことはないよ。でも私は後悔したよ。今40歳。不妊治療中。あれって本能なのかね。今まで全く子どもが欲しいとは思わなかったのに、だんだん急に、本当に人が変わったように欲しくなった。旦那も私の変わりぶりに当初引いていた。今は協力的』
『年とってから子どもが欲しくて後悔するぶんにはいいんじゃない? 最悪なのは、子どもを産んで後悔するパターン』
『私は子どもがいてもいなくても、どっちでも幸せだったと思うな。子どもを産んでからは、自分の時間も自分のために使うお金も全然ないよ』
後悔をするかしないかは、人によって大きく異なります。誰かに答えを求めるのでなく相談者さんと旦那さんでよく話し合ってみることこそが、後悔を最小限に抑えるポイントになってくるのではないでしょうか。

自分たちが「子どもは作らない」と判断したのならそれでいいのでは?


『いらないなら作るな。子育ては簡単ではない』
『損得で物事を考える人は、絶対に子どもを作っちゃいけないよ』
『そういう考え方なら産まないほうが良いよ。自分の思い通りにならないのが大半だから』
筆者は子どもを産む前は無知で、子どもを産むことがゴールなのだと思っていました。しかし今は、子どもを産むことははじまりだったのだと痛感しています。よく聞く「親になるとひとりの時間がとれない」という言葉も、遊びに行く時間が減るくらいの感覚だと思っていました。しかし「減る」なんて簡単なものではありませんでした。子どもが大きくなるまではひとりでのんびりと映画を見に行くこともできなければ、まとまった時間外出することもできません。それに子どもが幼ければ、トイレやお風呂にひとりで入ることすら簡単ではないのです。

また、たまに夫に預けて外に出かけられたとしても、結局子どもが心配になり、子どものことばかり考えてしまいます。それでもわが子は心底可愛いですし、産まなかったからものすごく後悔したくらいの幸せがあったと信じています。ただ、子どもがいなかったら自由に生きて、それはそれで楽しかったのだろうとも思うのです。

他人の意見を聞くのは大切なことです。しかしそればかりを鵜呑みにしないで、旦那さんとメリットとデメリットをよく相談してみるのもまた大切です。相談者さん夫婦にとってはどちらのほうが悔いのないものになるのか、互いに意見を出し合いながらじっくりと検討してみてくださいね。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・マメ美

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  • 産んで後悔したとしても、外野がそこで責任とってくれるわけじゃない。
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