スーパーGT第3戦鈴鹿でクラッシュに見舞われた松田次生がファンに向けてメッセージを寄せる

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2023年06月07日 11:30  AUTOSPORT web

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2023スーパーGT第3戦鈴鹿 松田次生(MOTUL AUTECH Z)
 6月4日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦鈴鹿の決勝レースで激しいクラッシュに見舞われたMOTUL AUTECH Zの松田次生が、6月7日に自身のSNSを通じて、ファン、関係者に向けてメッセージを寄せた。

 松田はスーパーGT第3戦鈴鹿の決勝レース中の58周目、5番手を走行中に130R立ち上がりから日立Astemoシケインの進入でクラッシュ。タイヤバリア、キャッチフェンスに激しく接触し、レースはその後即座にセーフティカー導入、赤旗中断後、レース終了となっていた。

 MOTUL AUTECH Zは原形を留めぬほどのダメージを受けたが、車体が破壊により衝撃を吸収したこと、GT500クラスに採用されている共通モノコックが松田の身体を守り、メディカルチームによって救出された後、意識がある状態でドクターヘリで病院に搬送。NISMOからは検査の結果大きな外傷はなく、経過観察と再検査が行われていた。

 そんななか、6月7日に次生は自身のSNSを更新し、事故後初めてファンへメッセージを寄せた。内容は下記のとおりだ(原文まま)。

「本日、ICU(編注:集中治療室)から病棟に移り、メッセージをお届けする事ができるようになりました。この度は、多大なるご心配をおかけしてしまい申し訳ありません」

「今は、1日も早く元気になり、また皆さまに走る姿を見ていただけるよう、リハビリに励みます。今後とも、ご声援くださいますよう、宜しくお願い致します」

 まずは松田が病棟からメッセージを寄せられるほどの状態であることを喜びたいところ。ただ大きな外傷はないとはいえ、次生のメッセージ内にもあるが、トップコンディションに戻すためには時間も必要だろう。

 不幸中の幸いというべきか、スーパーGTは次戦となる第4戦富士までは2ヶ月近くインターバルがある。松田とMOTUL AUTECH Zが、元気な姿で富士スピードウェイに登場することを期待したい。

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