もう46歳? まだ46歳? Netflix韓ドラ『医師チャ・ジョンスク』を観ると年齢関係なしに新しいことに挑戦したくなる【カウチポテトのお供】

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2023年06月09日 16:31  Pouch[ポーチ]

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新しいチャレンジするとき、多くの人は年齢を理由に諦めるといいます。

だけど、諦める必要なんてない! 恐れず挑戦すればいいのです。何歳であっても、今が人生でいちばん若いのだからーーー。

毎週金曜は各配信サイトで観られるオススメ作品を紹介する日。

今週もよく頑張った……週末はおうちでゴロゴロしながら、Netflix韓国ドラマ『医師チャ・ジョンスク』を観て、カウチポテトになっちゃお〜!

【あらすじ】

医学部を卒業してから20年。医師ではなく、専業主婦として生きてきた46歳の主人公・ジョンスクは、大病を患ったことをきっかけに再び医師を目指すようになります。

病み上がりのため体力的に厳しいし、医師の夫・イノも反対してるけど、やると決めたら無我夢中! ついに念願のレジデント(研修医)に合格して、新たな人生の1歩を踏み出すことになるのです。

しかし、人生はなかなか思い通りに行かない。

ジョンスクは同じタイミングで研修医になった息子と夫の病院で正体を隠しながら働くことに。そのうえ夫は、同じ病院の女性医師・スンヒと長年不倫関係にあるみたいで……!?

【ココが見どころ!】

<その1:人間ドラマにほろり>

病院を舞台に本作は、医師ジョンスク×さまざまな事情を抱えた患者たちのやりとりは必見。

人生に絶望して命を絶とうとする男性、大病を患った未婚の妊婦など、ジョンスクは患者ひとりひとりに親身になって向き合うことで、体のみならず「心」も救います。

私の印象に残っているのは、迷惑行為を行った上に勝手に転院しようとするVIP患者とのエピソード。3話から登場するので、ぜひ注目して!

<その2:夫がクズすぎるけどなぜか憎めない>

夫・イノはどこからどうみても「クズ男」!

ジョンスクが同じ病院で働くと知るや否やあの手この手で妨害。いざ働き出したら冷たい態度を取るし、ジョンスクが大病を患い手術をしたときには夫としてあるまじき行動にすら出ていました。もう行動全てがとにかく頭にくる!

でも、なぜか憎めないのは人間味があるから。

自分だって不倫しているくせに、ジョンスクがイケメン医師・ロイと急接近すると、嫉妬に狂ってロイと競い合おうとする姿は笑っちゃうほどカッコ悪くて情けない(笑)。そんなイノがリアルで、大っ嫌いになれないんですよね〜。

<その3:いくつになっても人生は変えられる!>

皆さんは「46歳」という年齢にどんな印象を抱くでしょうか。まだまだ若い? それとも若くない?

「もう46歳」より「まだ46歳」とちょっと思考を変えるだけで、人生は大きく変わると思うのです。

46歳のジョンスクは、専業主婦から医師へと転身しました。そして、夫や子どものためでなく自分が望む、自分のためだけの人生を歩み始めるのです。そんなイキイキと仕事をするジョンスクを見ているだけで「どんな状況にあっても、望んで努力すれば、人はなりたいものになれる」と勇気をもらえました!

【「女の友情」も胸を打つ】

1話あたり約1時間×16エピソードで構成された本作。全話を鑑賞し終えたとき、心に希望が湧いて、晴れやかな気持ちになれることでしょう。

「不倫」「生と死」といった描写も出てきてシリアスな部分もあるけれど、コメディタッチなので重くない! ジョンスクが、年下イケメン医師・ロイに愛されちゃう描写にもニヤニヤしちゃうこと必至です。

また個人的には、ジョンスク×周囲の女性たちが見せてくれる「女の友情」も必見パートだと思っています。

なにかに行き詰まったとき、最高の女友だちがそばにいてくれたなら、それだけで人生は上出来! ちょいちょい泣かせにくるので、ティッシュやハンカチは忘れずにご用意くださいね。

■今回紹介した作品

Netflix韓国ドラマ『医師チャ・ジョンスク』(原題:닥터 차정숙)

※カウチポテトとは:ソファや寝椅子でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすようなライフスタイルのこと。

執筆:田端あんじ (c)Pouch
イラスト:稲葉翔子

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