初日転倒の中上貴晶「プッシュするためのフィーリングを見つけるのに苦労した」/第6戦イタリアGP

0

2023年06月10日 12:40  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第6戦イタリアGP 初日
 6月9日、2023年MotoGP第6戦イタリアGP MotoGPクラス初日のプラクティス1、2がイタリアのムジェロ・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合18番手となった。

 前戦の第5戦フランスGPから約3週間のショートブレイクを挟んで開催されている今大会は、サマーブレイク前の3連戦の初戦となる。今大会の舞台であるムジェロ・サーキットは、中上が得意としているサーキットのひとつでもある。

 少し雲が多く広がった天候の下で行われた午前のP1では、中上は序盤から順調にタイムを更新していく。そして、セッション終盤に自己ベストタイムを更新する1分46秒506をマークして13番手につけた。

 しかし、午後のP2では「自分の思うように操作できない」と後に語っていた中上は、セッション終盤までP1での自己ベストを更新できずにいた。さらに、ラストアタックでタイムの短縮を図っていた中上は、9コーナーで転倒を喫してしまい、21番手で終えている。

 初日は転倒があり、自己ベストをさらに短縮することは叶わず、ダイレクトでのQ2進出とはならなかった。しかし、2日目に行われる予選でQ2進出と、スプリントレースでポジションアップに挑む。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(P1:13番手/P2:21番手)
「タフな一日になってしまいました。午前中のセッションはとても良かったのですが、午後はプッシュするためのベストなフィーリングを見つけるのに苦労しました。今日納得いっていない部分があったので、改善できるように頑張ります。クラッシュのあとも身体は大丈夫なので、明日はもっと調子を上げられるように集中します」

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定