3月に菅生PAスマートIC開通、4月にカフェもオープン。スポーツランドSUGOがもっと便利に

　6月17〜18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が開催される宮城県のスポーツランドSUGO。東北が誇るチャレンジングなレーシングコースでの今季初の四輪でのビッグレース開催となるが、3月25日（土）に開通した東北自動車道の菅生スマートICが便利なので、機会があればぜひ活用いただきたい。

　スポーツランドSUGOは、クルマでアクセスする場合、これまで東北道の村田インターチェンジ、もしくは常磐道／仙台東部道路の岩沼インターチェンジが最寄りだったが、3月25日（土）に菅生パーキングエリアにスマートICが開通した。

　このスマートICを出ると、下りは仙台村田線、上りは菅生姥ヶ懐線に直結する。そこからスポーツランドSUGOまではクルマで約5分と非常に利便性が高い。宿泊してのレース観戦でも、宿泊地のエリアも大きく広がりそうだ。

　また上り、下りとも一度菅生パーキングエリアに立ち寄ってから下りることができるので、地域の名産品などもここで購入が可能。レストランもあるので、腹ごしらえをしてから下りることもできるはずだ。

　今回、実際に菅生スマートICで下りてからスポーツランドSUGOに来てみたが、本当に近い。利便性は非常に高いと言えるだろう。とはいえ四輪のビッグレースは今回が開通後初開催とあり、決勝日当日朝や決勝レース後など、渋滞などがどう発生するかはまだ分からない。その際は村田インターチェンジもうまく活用していただきたいところだ。また菅生スマートICで下りた後は、SUGOまでコンビニ等がないのでご注意を。

　またスポーツランドSUGOのサーキット自体も、さまざまな改良が進められている。これまでピット棟のリニューアルなどが行われてきたが、それに続き2023年4月7日に、メインゲートそばの管理棟が建て替えられ、1階に『SUGO CAFÉ』がオープンしている。

　このカフェはモータースポーツの歴史を物語るバイクやヘルメット等の展示があるほか、村田町の名産品である酒粕や桜中味噌、グリーンパール納豆を活用したカレー、パスタ、ソフトクリームなどが楽しめる。“旅するシェフ”吉田友則氏が監修したメニューとなっており、ゲート外にあることから、レース期間外も楽しむことが可能だ。

　ピット棟リニューアルなど、さまざまな改良が施されているスポーツランドSUGO。2019年に志賀姥ヶ懐トンネルが開通し岩沼方面からも時間が短縮され、今回菅生スマートICが開通するなどアクセスも改善が加わり、もっと便利になっていきそうだ。

菅生スマートICについて詳しくはこちら
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/tohoku/2023/0217/00012293.html

SUGO CAFÉについて詳しくはこちら
https://www.sportsland-sugo.co.jp/news/other/post_6958.html