渥美心「ベストタイムを更新して嬉しかった。決勝はいつも通り」/EWCスパ24時間 予選

0

2023年06月17日 05:30  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

渥美心(OG MOTORSPORT WORLD ENDURANCE TEAM)/2023EWC第2戦スパ24時間 予選
 6月16日、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われた2023FIM世界耐久選手権(EWC)第2戦スパ24時間耐久ロードレースの予選。日本人ライダーでフル参戦している渥美心(OG MOTORSPORT WORLD ENDURANCE TEAM)が予選を振り返り、決勝の意気込みを語った。

■渥美心(OG MOTORSPORT WORLD ENDURANCE TEAM) Rider Yellow
予選1回目:2分24秒983(総合 19番手、SST 6番手)
予選2回目:2分25秒017(総合 13番手、SST 2番手)

 渥美がスパ・フランコルシャンを走るのは2回目。昨年は表彰台に上っており、得意としているサーキットだ。経験しているコースであり、マシンのセッティングも詰めて予選で24番手、SSTクラス10番手に食い込んだ。

「走りがわかっている分、去年はここまで突っ込んだらちょっと怖いなとか思っていたのが、慣れとベースのセッティングも進んでいるので、あまり怖くはなかったです。平均スピードが高くて、少しミスしたらコースアウトしやすいですが、去年よりリズム良く乗れていると思います」

「水曜日の8時間のテスト走行と今日の午前の1時間のフリー走行で、かなり走りやすいバイクになったので、予選はアタックもしつつ、転ばずにできる限りの走りをして、何とか昨年記録したベストタイムはコンマ2秒ぐらい更新して2分24秒に入り、少し嬉しかったです」

 そう語った渥美だが、予選1回目の最終ラップにアクシデントがあった。

「フルに走りきれると聞いていたので、給油ランプがついたけど戻れると思っていたら、まさかピットインしようとした周に止まって、200mくらい押さないといけなくなりました。その後も真っ暗闇の暑いバンの中に放り込まれてめっちゃ怖い思いをしてヘトヘトになったんですけど、予選2回目も懲りずに同じぐらいのタイムで無理なく走れて、次のカミーユにバトンを渡せました」

 しかし、レースではいつも強さを見せるチームだけに、2年連続の表彰台を目指している。決勝は24番手からスタートする。

「チーム全体的にも、ベストタイムが上がってきていますし、決勝に向けてはいつも通りで何も問題ないかなと思います。長いので、本当に淡々と走るだけかなと思います」
    ニュース設定