ウエットでフェルスタッペン最速。角田8番手【タイム結果】2023年F1第9戦カナダGPフリー走行3回目

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2023年06月18日 02:50  AUTOSPORT web

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2023年F1第9戦カナダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
 2023年F1第9戦カナダGPのフリー走行3回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は8番手だった。

 予報通り、モントリオールの天候は雨。気温15度、路面温度17度というコンディションで、現地時間12時半にセッションがスタートした。開始直後から各車フルウエットタイヤを装着してコースに出て行くが、マシンからはかなりの量の水煙が上がっている。角田はターン3でスピンを喫したがそのまま走行を続けた。

 序盤は1分32〜33秒台のタイムが並び、開始10分を前にアストンマーティンの2台はインターミディエイトに履き替える。それ以外にも複数のマシンがインターを履くが、そんななか角田はフルウエットで1分30秒685をマークし一時タイムシートのトップに立った。

 各車インターに交換しており、周回ごとにタイムは徐々に上がっていく。フェルスタッペンが1分29秒190、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が1分28秒968、アロンソが1分27秒517、ルクレールが1分26秒733と目まぐるしくトップが入れ替わった。

 セッションが進むにつれて雨量が減り、タイムが上がっていくなか角田も1分26秒726で4番手に浮上。フェルスタッペンは「1ラップごとにダウンシフトが悪くなっていく」と不具合を訴えるが、それでも1分24秒977とトップタイムを0.7秒更新した。そのタイムをルクレールが0.1秒上回るが、直後にフェルスタッペンが再びトップに立った。

 セッションの折り返しを前に、カルロス・サインツ(フェラーリ)が2番手タイムを出した直後にターン1でクラッシュを喫した。サインツ自身は自力でマシンを降りることができているが、マシンを撤去するためにセッションは赤旗中断となり、その後残り時間23分のところから再開した。

 再開後はコース上に水が残っているものの、雨は止んでいるようだ。後方に沈んでいたアロンソは1分25秒336で4番手に浮上し、角田も1分25秒643で6番手につけた。路面上は少しずつ走行ラインができており、フェルスタッペンは1分23秒779、23秒154、23秒106と自身のトップタイムを塗り替えた。

 各車自己ベストタイムを更新していくが、残り時間10分を前に再び雨が降り出したため全車がピットに戻り、そのままセッションは終了。トップはフェルスタッペン、2番手はルクレール、3番手はアロンソというトップ3となっている。

■2023年F1第9戦カナダGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps11M.フェルスタッペンレッドブル・レーシング1’23.10622216C.ルクレールフェラーリ1’23.39722314F.アロンソアストンマーティン1’24.48318420K.マグヌッセンハース1’24.71523555C.サインツフェラーリ1’24.76514610P.ガスリーアルピーヌ1’24.82519718L.ストロールアストンマーティン1’24.94422822角田裕毅アルファタウリ1’24.95524977V.ボッタスアルファロメオ1’24.988221044L.ハミルトンメルセデス1’25.087201127N.ヒュルケンベルグハース1’25.140201281O.ピアストリマクラーレン1’25.19125134L.ノリスマクラーレン1’25.198211423A.アルボンウイリアムズ1’25.379211563G.ラッセルメルセデス1’25.435201621N.デ・フリースアルファタウリ1’25.725241711S.ペレスレッドブル・レーシング1’25.857201824周冠宇アルファロメオ1’26.750231931E.オコンアルピーヌ1’26.84010202L.サージェントウイリアムズ1’27.27916

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