フジテレビ系で毎週水曜夜10時から放送中のドラマ『私のお嫁くん』。
仕事はバリバリできるけど家ではズボラ女子×家事力最強の後輩男子による胸キュンラブコメが、ついに最終回を迎えます。
胸キュン要素もたっぷりあるけど、強烈な個性を発揮する脇役たち&偏りすぎている相関図など、すこぶるクセが強いドラマでもあるんですよ……!
というわけで今回はファンである私が、本作のおもしろポイントをご紹介したいと思います。最終回目前の “復習” としてもぜひご活用ください〜〜!
【どんなお話?】
講談社『Kiss』で連載中の柴なつみさんによる同名漫画が原作の本作。
|
|
主人公・速見穂香(はやみ ほのか 通称:はやみん / 波留さん)は「営業の神」の異名をとる営業部のエース。なにかと気が利くので、みんなの理想のお嫁さん的存在でもあります。
そんな穂香にひそかに思いを寄せていた後輩・山本知博(やまもと ちひろ / 高杉真宙さん)。ひょんなことから「はやみん=汚部屋で暮らすズボラ女子」だと知ってしまった知博は、持ち前の最強家事力を発揮して部屋を綺麗によみがえらせました。
知博の家事スキルの高さを目の当たりにしたはやみんは「お嫁さんに来てくれたらいいのに……」と口走ってしまい、これを機に、ふたりは「はやみん=夫」「知博=嫁」として一緒に暮らすことになるのです。
【ココがおもしろい!】
■その1:脇役のクセが強いんじゃ!
無自覚に可愛さ&優しさを振りまいてしまう罪深い系女子・はやみんと、一途に健気にはやみんを愛し続ける嫁・知博。
このふたりも最高に尊いのですが……脇を固めるキャラクターのクセが強すぎて、そっちに気を取られちゃうこともしばしば。例を挙げるとするなら、ほぼ全員、岡田あーみんさんの漫画に出てきそうなほどアクが強いんですよね。
|
|
異常なほど知博に過保護な長兄・正海(まさみ / 竹財輝之助さん)に、極度のナルシストである次兄・薫(かおる / 古川雄大さん)。
極めつけは、知博と同期の赤嶺(あかみね / 仁村紗和さん)。
あの手この手ではやみん&知博カップルの仲を引き裂こうとするので、「もしや知博に惚れているの?」と思いきや、まさかの「はやみんのオタクとして推し活してるだけだった」ことが判明。その事実を知った瞬間、「いや、そっちかい!!!!!」とツッコんでしまったのは、私だけではないはず(笑)。
漫画が原作のドラマは数あれど、ここまで漫画的なキャラが大量発生しているのは本作だけかも!?
■その2:相関図が偏りすぎている
出てくるキャラクターが「ほぼ全員はやみんが好き」という偏りすぎ〜〜〜な相関図にじわじわ。
|
|
はやみんの嫁・知博&はやみん推しの赤嶺さんはもちろん、アイドルばりに可愛い系キャラの営業部の新人・花妻(はなづま / 前田拳太郎さん)は「はやみんガチ恋勢」。
営業部のエース・古賀(こが / 中村蒼さん)に至っては知博の恋愛相談に乗ってあげるいっぽう、はやみんを想う素振りも見せており、なにげに1番怖いです。
しかしながら、最終話目前の第10話では古賀が知博に対して「俺んとこ、嫁に来ん?」と伝えるシーンがあり、頭の中が大混乱。古賀さん、その言葉の真意はなんなんですか〜〜〜!
【最終回が待ちきれない!】
そんなこんなで、続きが気になりすぎる最終回は2023年6月21日夜10時から。
古賀は、福岡で新たに立ち上げる “調理家電の開発に特化した子会社” への移籍が決まっており、はやみん&知博が所属する営業部からもうひとり、立ち上げメンバーを連れていく予定です。
おそらく多くの視聴者が「はやみんを連れて行ってしまうのかも」と考えていたでしょうが、ここへきて、まさかの「知博を連れて行く」選択肢が生まれてしまいました。
それどころか「嫁に来ん?」とまで言っているのですから、胸のざわめきが止まりません!!!
過去の放送を観るなら、全話配信しているFODがオススメ! またTVerでは最新話&第1〜3話までの見逃し配信を実施しています。ぜひご覧になってみてください♪
イラスト:稲葉翔子
参照元:フジテレビ、FOD、Tver、楽天
執筆:田端あんじ (c)Pouch