稲垣吾郎「僕を『らんまん』に出して」自宅にある50鉢の植物の中でいちばんのお気に入りを明かす

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2023年06月25日 07:00  週刊女性PRIME

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稲垣吾郎(49)撮影/廣瀬靖士

「園芸に目覚めたのは去年の春くらい。それまでも花を飾ったり花瓶にいけたりしていましたけど、生き物を育てる楽しさ、近くに命がある感じを欲してたんでしょうね。そういう気分で始めて、1年ぐらいでNHKさんから番組のお話をいただいて」

「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月」のスタジオで

 4月からEテレ『趣味の園芸』に月イチで出演中のゴロさん。シリーズ「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月」を収録しているハウススタジオを訪ねると、やさしい表情で取材班を迎えてくれた。

「今日も本当に楽しくて、テレビとは思えないですね。ふだん収録してるときって、多少疲れが出ちゃうんですけど、今日はぜんぜん(笑)。“あと2時間ぐらい押してもいいんじゃないかな”って思っています(笑)」

──本当ですか!?

もう心がおだやかになっちゃって。植物に囲まれていると本当に癒されるんです。身も心もリラックスしていますね! この番組だったら、いつまでも収録していたいですもん。『ななにー』とかは、やっぱり7時間の生放送でしたから、どうしても疲れが……

──本当に植物がお好きなんですね! 一時はご自宅に60鉢以上あったとか。

「いまも50鉢くらいあるんで、わけわかんなくなりますけど(笑)。

 ベランダにはシンボルツリーみたいな感じで、シマトネリコっていう常緑樹があって、それがお気に入り。パッと目を引くのはもっと色のある観葉植物とかお花だったりするんですが、その後ろを支える、背景となる大きな木です。鉢植えで育てていますよ」

──高さはどのくらいですか?

「3メートルぐらいあります」

──え、そんな大きなものがベランダで鉢植えに!?

「うちはちょっと半テラスみたいになってるんです。みなさんがイメージしてるベランダとはチョット違いますよ(ニヤリ)」

──吾郎さん流の植物の育て術があったら教えてください。例えば声をかけるとか、音楽を聞かせるとか……。

「まあね〜。モーツァルトを聞かせてるとか言ったほうが、記事としては面白いですよね(笑)。まぁ、でもやっぱり常に“観察”することかな。毎朝、それこそ日課になっています。ひと通り回って、50鉢ぐらいぜんぶ見て」

──時間がないときは?

「いや、僕は早起きだから。いつも6時くらいに起きて、今日の収録だって朝9時からでしょ? ぜんぜん時間はありますよ。昔と比べたら、隠居生活みたいなものだからね(笑)」

朝ドラ『らんまん』に出してほしい

──朝ドラもご覧だとか。

「うん。神木くんの『らんまん』も見ていますよ。まさに植物の話で! 番組が始まる前に(モデルになった)牧野富太郎博士の特番も見ました。あの資料館とか、本当にすごかった……。

 もうボクを『らんまん』に出してほしいですよ

──朝ドラは『スカーレット』にも出演されましたし、ファンとしてはまた見たいです!

「テーマがいいですよね。コロナ禍以降またブームで、男性でも植物が好きな人が増えてきているし。僕はよく花屋さんに行くんですけど、男性のお客さんが買っていかれるのもよく見かけますよ」

──それは自分用なんですかね。それともプレゼントに?

「両方じゃないですか? 僕はプレゼントもするし、自分用にも買う。自分で気に入った鉢に植え替えて、それを友達にプレゼントしたりもしています。植え替えが好きだから、どうしても余る鉢が増えちゃう(笑)。3号鉢くらいのこぢんまりしたのに観葉植物を植えるのもいいよね。ミニ盆栽のように仕立てたり。うちの家族も植物好きで、姉のダンナとかはかなりの園芸マニアなんですよ!」

──順調にいけば、来年にはグリーンサム(園芸の達人)です。何か考えていますか?

「やっぱりお店に置いてみたいです。香取くんがアパレルを、ボクもビストロをやっていて。ボク好みの鉢植えをファンの方に実際に見てもらったり、手に取っていただきたいっていうのはありますね」

──ゴロさんの作った鉢植えなんて、ぜひ欲しいです!

「ありがとう。でも、ちょっと面白そうじゃない? せっかくだったら、いつかはみなさんにお届けできたらなって本音で思いますよ」

──じゃあ『フラワーショップ・ゴロー』なんてできたら最高ですね。ぜひお待ちしてま〜す!

「けっこう調子いいこと言うタイプなので、本当に実現するかわかりませんけどね(笑)」

「ほしい景色を植物で作る」6月25日(日)午前8:30〜8:55放送

「この回の収録もとても楽しかったですね。景色がいかに大切かってことを教えてもらいました。やっぱり好きなものを買っちゃうから、ただ置いていくだけだと統一感が出なくて難しい。植物同士の相性や流れで、よくも悪くも見える。ドラマやストーリーを作るようにキャスティングしていくことを学べて、いい回になったと思います」

<取材・文/川合文哉>

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