5連敗中の楽天・石井監督「ディフェンス」、「先制点を与えないことがまずはひとつかなと」

　楽天の石井一久監督が26日、ソフトバンク戦の試合前に報道陣の取材に応対した。

　楽天は今季ここまで3勝4敗、防御率4.12の田中将大が先発する。石井監督は「誰でもそうですけど、ここ一番というか、このシチュエーションが勝負の分かれ目というところでどんだけ集中力を出せるかだと思いますね。コントロールも含めて。7回、8回というとこまでじゃなくて、まずは最初の5回というところをしっかりと集中できれば、あとは一人一人だと思うので。先発の役割を各自全うしてほしいなと思います」と要望した。

　楽天は現在5連敗中。25日の西武戦は３回までに5点を失う苦しい試合展開となった。「攻撃陣はそれなりに反撃体勢を待つことができている。何回も言いますけどディフェンスですよね。先制点を先に与えないことがまずは一つかなと」と石井監督。

　主導権を握るためにも先発がゲームを作り、打線が先制点を奪う展開に持っていきたいところだ。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）