ホンダ、2023鈴鹿8耐の参戦体制を発表。Team HRCはSBKのレクオーナ、ビエルゲ、高橋巧でエントリー

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2023年06月27日 13:41  AUTOSPORT web

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2022鈴鹿8耐:高橋巧(Team HRC)
 6月27日、ホンダは8月6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される『2023 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会』の参戦体制を発表した。Team HRCからはイケル・レクオーナ、チャビ・ビエルゲ、高橋巧が参戦する。

 ホンダのワークスチームとして挑むTeam HRCは、2018年の鈴鹿8耐で10年ぶりにファクトリー(ワークス)チームを復活させ、2019年は3位表彰台を獲得。さらに3年ぶりに開催となった2022年の鈴鹿8耐は長島哲太、高橋巧、イケル・レクオーナの3名で参戦し、HRC創立40周年の年に、8年ぶりの優勝をもたらした。

 そんなTeam HRCは、出場シード権を行使して2023年の鈴鹿8耐に挑む。マシンはホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SPをベースとしたワークスマシンを使用する。

 ライダーには昨年に引き続き高橋巧、レクオーナが継続、新たにビエルゲが加わった。ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)を経験し、今シーズンは全日本ロードST1000クラスに参戦している高橋、そしてFIMスーパーバイク世界選手権(SBK)にTeam HRCより参戦中のレクオーナとビエルゲの3名を起用する。ビエルゲを加えた新体制となるが、2年連続での優勝を目指す。

 レクオーナ、ビエルゲ、高橋でのエントリーとなるが、長島哲太もコメントを寄せている。現状では、リハビリを続けているが、彼はリザーブライダーとして本戦の出場を目指している。

■高橋巧
「今年もTeam HRCのライダーとして鈴鹿8耐に参戦できて、とてもうれしく思います。SBKからはイケル・レクオーナ選手、チャビ・ビエルゲ選手が参加してくれます。ライダー3人でTeam HRCとして優勝するために、最高のチームスタッフと力をあわせるとともに、自分の役割をしっかりと果たしたいと思います。是非、鈴鹿サーキットに来てTeam HRCへのご声援をよろしくお願いします」

■イケル・レクオーナ
「今年もTeam HRCとして鈴鹿8耐で戦えることは非常にうれしいよ。昨年は優勝することができましたけど、決して簡単なレースでない事がよくわかったし、優勝したことで頂の高さを実感することができた。今年はチームメイトが、高橋巧選手、チャビ・ビエルゲ選手になる。彼らとともに走れるのが今から楽しみで仕方ない。チーム、スタッフと共にベストを尽くし、また表彰台の一番上を目指すよ」

■チャビ・ビエルゲ
「今回Team HRCから鈴鹿8耐に初めて参戦するよ。これまで多くのライダーが伝説をつくってきた同じステージにライダーとして参加できることを大変うれしく思っている。イケル・レクオーナ選手は、SBKでもチームメイトであり、また高橋巧選手は過去優勝経験が豊富な素晴らしい選手だ。ライダー3人で力を合わせれば、優勝できると信じているよ。応援よろしくお願いします」

■長島哲太
「今年は残念ながら左足の怪我のために、エントリー時点ではまだ万全の状態ではありませんでした。しかしながら、1日でも早くテストに参加できるように、現在リハビリに努めています。また今年も8耐に参戦できるように、僕も必死になって自分自身と戦っていきます」

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