高松空港がまちづくりDXサービス導入。観光客の周遊状況にもとづくマーケティング実証開始

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2023年06月28日 22:10  Techable

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scheme verge株式会社は、まちづくりDXサービス「Horaiエリアマネジメント」を高松空港株式会社に提供。

香川県を訪れる観光客の周遊状況を把握・分析し、空港のマーケティングに活用する実証事業を開始しました。
周遊性向上施策と効果検証をワンストップ提供
「Horaiエリアマネジメント」は、周遊パスや優待バウチャーなど人流の増大・変容を促す施策の実施と、データ分析にもとづく効果検証をワンストップでサポートするプラットフォームです。

観光客などとの接点をデジタル化する観光ナビアプリ「Horai」や、潜在的なニーズを可視化する「複合データ分析サービス」など、エリア活性化に必要なツールを提供します。

また、モビリティや飲食など異業種との連携ができることや、最短1か月でのローンチが可能なことなども強みです。

これまで、伊勢や東銀座、堺などのエリアでサービスを提供してきました。
位置情報・クーポン利用履歴をもとに周遊実態を分析
今回は、2023年6月15日(木)〜9月30日(土)の期間、観光ナビアプリ「Horai」にて、「せとうち・香川新発見!お出かけクーポン」を5000円で販売します。

利用者は、「Horai」上でチケットを獲得後、利用したい施設・店舗のチケットを選択し、アプリの読み取り画面から店舗設置の読み取りシートをタッチすることでクーポンを利用可能です。

対象の施設・店舗は、高松市の「讃岐おもちゃ美術館」「森たたき専門店 桜千丸」、小豆島の「二十四の瞳映画村」「小豆島オリーブ園」「妖怪bar」、直島の「地中美術館」「本村ラウンジ&アーカイブ」など12か所となっています。

実証においては、アプリから取得できる位置情報と店舗でのクーポン利用履歴をもとに、観光客の周遊実態を把握・分析。香川での観光体験(CX)の時空間上での可視化、課題抽出、訪問・回遊行動のクラスタリングを行い、高松空港のマーケティングに活用します。

なお、位置情報は取得を許可したユーザーからのみ取得します。
エリア活性化を支援するscheme verge株式会社
scheme verge株式会社は、都市工学とデータサイエンスを組み合わせてオペレーションに落とし込むノウハウを生かし、エリア活性化に関わるプロセスの再現性向上と、データによる改善判断の効率化・自動化に取り組んでいます。

主力サービスの「Horai エリアマネジメント」を通じ、迅速なエリアマネジメント立ち上げと、交通から宿泊まで拡張性ある対応、観光地から都心部まで汎用な展開、継続的かつ不可逆的な施策の改善を支援します。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000038582.html

公式サイト:https://www.schemeverge.com/

(文・Higuchi)

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