金田一少年はアインシュタインと同レベル! 頭脳派キャラのIQを実在の天才たちと比較

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2023年06月29日 07:01  リアルサウンド

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『金田一少年の事件簿 魔犬の森の殺人』 (講談社プラチナコミックス)

  ひと昔前の漫画やアニメでは、頭脳派キャラクターの特徴として“高いIQ”を持っていることがよく描かれていた。本稿ではそんなキャラクターのIQを歴史上の天才たちと比べることで、いかに優れた頭脳の持ち主なのか分析してみたい。


(参考:【写真】37歳になった“金田一少年”


  まず取り上げたいのは、探偵漫画の金字塔『金田一少年の事件簿』の主人公・金田一一だ。言わずと知れた伝説の名探偵・金田一耕助の孫であり、高校生にして難事件を次々と解決していく頭脳の持ち主だが、作中でそのIQは180とされていた。


 現実でいえば日本人の平均IQは100程度、難関大学の学生は120ほどと言われることが多い。また俗説の類ではあるものの、相対性理論の提唱者であるアルベルト・アインシュタインや、数々の発明や名画を残したルネサンスの天才、レオナルド・ダ・ヴィンチなどもIQ180程度と言われているため、金田一がいかに常人離れした設定か分かるだろう。


 ただし、金田一は普段その頭脳をあまり発揮しておらず、学校のテストでは校内でも最低レベル。そのため、IQの高さを知っているのはごく一部の人間しかいないというなんとも残念な設定だった。


  次に、アニメ『機動戦士ガンダム』から、ジオン公国の総帥ギレン・ザビを挙げてみよう。強い選民思想を持つ危険人物ではあるものの、彼のIQは240と公称されており、その知略を尽くした行動でジオンの独立を推進した。


 IQ240とは、現実にはほとんど見られない数値だ。最も高いIQのギネス記録に輝いたマリリン・ボス・サバントは228、国際数学オリンピックの最年少金メダリストとしても知られる天才数学者、テレンス・タオは230とされているが、そんな天才たちをも上回っている。


 なお小説版の『機動戦士ガンダム』では、「神が存在していたのならギレン・ザビを最も高く評価しただろう」という旨の文章が記されていた。


あの美少女戦士は人類最高の頭脳だった?


 しかしそんなギレン・ザビを超える逸材が、とあるアニメ作品には登場する。それが『美少女戦士セーラームーン』を代表する頭脳派キャラクター、セーラーマーキュリーこと水野亜美だ。


 水野亜美は医者になるという夢に向け、日夜勉学に励んでいる真面目少女。しかし全国模試を受けるたび、全教科満点で全国1位に輝いており、「模試荒らし」の異名をもっていた。そんな彼女のIQは、作中では何と“300”と噂されている。


 もはや現実離れしているようにも見える数値だが、人類史上最高の天才ジョン・フォン・ノイマンもIQ300と推定されていた。


 ノイマンといえば、日常的に使われているコンピュータの原型である「ノイマン型コンピュータ」の考案者であり、気象力学や経済学など多方面にも影響を与えた偉大な学者だった。そんな偉人と同レベルのIQをもつ水野亜美は、間違いなくただ者ではない。


 現実世界に当てはめて考えると、いずれのキャラクターの知性も天才の域に達していることがよく分かるはず。今まではなんとなく聞き流していたセリフも、そんな背景を知ってから聞き直すと、重みがあるものに聞こえてきそうだ…。


(文=キットゥン希美)


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