スーパーフォーミュラ・ライツ第3大会鈴鹿は平良響と木村偉織がポールポジションを分け合う

0

2023年07月01日 16:00  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

スーパーフォーミュラ・ライツ第3大会鈴鹿 平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)
 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3大会は7月1日、三重県の鈴鹿サーキットで第7戦/第8戦の公式予選が行われ、第7戦は平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、第8戦は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジションを獲得した。

 5月にオートポリスで開幕した2023年のスーパーフォーミュラ・ライツは、この第3大会が前半戦最後のラウンド。鈴鹿クラブマンレースのなかで開催され、6月29〜30日には専有走行が行われた。今回はマスタークラスの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がエントリーせず、4号車は代わって菅波冬悟がドライブ。DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)がマスタークラスのエントリーではなくなり、マスタークラスは畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)のみのエントリーとなっている。

 専有走行は29日の2回のセッション、30日の午前はドライコンディションだったが、30日午後はウエットに。2日間総合では平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が最速、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)と続くトップ3だったが、ドライでは上位陣は僅差となっていた。

 迎えた7月1日の鈴鹿サーキットは午前は曇り空だったが、昼ごろから少しずつ雨が舞いはじめ、ほぼドライコンディションではあるものの難しい路面状況。ただそんななか、予選時には雨は止み、全車がスリックタイヤを履き12時45分からの第7戦の予選に臨んだ。

 各車は3周目〜5周目にベストを記録していくことになるが、いち早く1分53秒854を記録しトップに躍り出たのは平良。これに1分54秒152で小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が続く。その後、4周目には木村が1分54秒207を記録し3番手につけたものの、5周目には野中が1分54秒201で木村のタイムを上回り、さらにチェッカー周にイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)が1分54秒201で3番手を奪った。

 この結果、第7戦は平良がポールポジションを獲得。小出がフロントロウに並び、オオムラ・フラガ、野中、木村、デビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)と並ぶトップ6となった。

 10分間のインターバルを経て13時05分から迎えた第8戦の予選ではやや晴れ間も見えはじめるなかで10台がコースインしていったが、オオムラ・フラガは電気系トラブルで、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)がセルモーターのトラブルで出走できなかった。

 3周目から続々とタイムが記録されていくことになるが、ここで1分53秒773を記録したのは、第7戦でタイムを伸ばせず5番手だった木村。これに野中、平良、エンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)と続くも、木村のタイムには届かず、木村が第8戦のポールポジションを獲得した。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第7戦鈴鹿 公式予選結果
PosClassNoDriverCarEngineTime11平良響モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311'53.85422小出峻HFDP WITH TODA RACINGスピースA411'54.152352I.オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAXスピースA411'54.184435野中誠太PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311'54.201550木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411'54.207651D.ビダーレスB-MAX RACING 320スピースA411'54.261737E.トゥルーリモビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311'54.45084菅波冬悟JMS RACING with B-MAXスピースA411'54.563936古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ311'54.5701010堤優威Rn-sports F320スピースA411'54.9161130DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320スリーボンド東名TB14F31'57.83412M53畑享志A-NeKT with B-MAX 320スピースA411'58.721

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第8戦鈴鹿 公式予選結果
PosClassNoDriverCarEngineTime150木村偉織HFDP WITH B-MAX RACINGスピースA411'53.773235野中誠太PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311'53.89531平良響モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DCトムスTAZ311'53.951437E.トゥルーリモビリティ中京 TOM’S 320トムスTAZ311'54.01652小出峻HFDP WITH TODA RACINGスピースA411'54.378636古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320トムスTAZ311'54.496751D.ビダーレスB-MAX RACING 320スピースA411'54.60584菅波冬悟JMS RACING with B-MAXスピースA411'54.636910堤優威Rn-sports F320スピースA411'55.77610M53畑享志A-NeKT with B-MAX 320スピースA411'58.02430DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320スリーボンド東名TB14F3No Time52I.オオムラ・フラガFANATEC-GRAN TURISMO with B-MAXスピースA41No Time

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定