中村倫也、古川雄大の印象を告白「イケメンなのに怪しいって最高ですよね」

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2023年07月02日 11:51  TVerプラス

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7月13日スタートの木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00〜)の制作発表記者会見が7月1日に行われ、主演の中村倫也をはじめ、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久が登壇した。

池井戸潤原作の新機軸ホラーミステリーを実写化。田舎町という“小さな異世界”を舞台に、予測不能なストーリーが怒涛のように展開していく。

MCから「夏ドラマにふさわしい熱い挨拶を」と振られた中村は、「こんにちはっ!」と力いっぱい声を上げ、続く川口も「こんにちはっ! 熱いですね!!」と元気に挨拶するなど、序盤から和気あいあい。そんな中、会場に炎と煙が上がり、サイレンの音が。岡部、梶原、橋本が消化器を持って登場し、最終的には中村が消火するという寸劇を繰り広げた。

あらためて中村は、「勤勉で実直で誠実なスタッフを筆頭に、一生懸命骨太なミステリーを撮影しています」と報告。「台詞が多くて、みんな方言もあったり大変なんですけど、その17倍くらい、カメラが回ってないときに喋ってる。本当に愉快でハッピーな現場となっています」と笑顔を見せた。

紅一点の川口は、“おじさまたち”の絆が強すぎて会話に入れないそうで、「かわいがっていただきたいんですけど、みなさん、私にあまり興味がないみたいです」とぽつり。生瀬は「春奈ちゃんが来ると、みんな声のトーンが低くなる。モテようとして」と明かすも、中村から「先輩(生瀬)が一番、声を抑えてる」と指摘されて大笑いだった。

今作で初めて中村と対峙したという古川は、「似たようなシーンが多い中、毎回違う表情を見せてくださるので、引き込まれながら撮影させていただいています」とコメント。中村は「怪しいんですよ。存在感が超人離れしてるじゃないですか。イケメンなのに怪しいって最高ですよね」と語り、古川は「ありがとうございます」とクールにほほえんだ。

一方、満島は「岡部さんが一番重いものを持って走っていて、テストをやるたびにどんどん痩せていってる」と、過酷な火災現場での撮影エピソードを披露。中村も「最終的に、シャー芯くらいになっちゃうんじゃないかってくらい動いてる」と話して笑わせた。

撮影は都内から程遠い田舎町で行われており、川口は「途中でサービスエリアに寄ったり、道の駅に寄ったり、旅行感覚で楽しませていただいています」とにっこり。さらに、自然に癒やされながら撮影しているという中村が「ホタルが飛んでいた」と明かすと、消防団メンバーから「俺らはホタルの場所に呼ばれなかった」「うるさくてホタルが逃げちゃうから」などと次々に声が上がり、「(自分は)ホタルより光ろうとしちゃうから」と満島。

そんな満島は、現場でひたすらお喋りを楽しんでいるそうで、梶原も「この現場は私語がひどい」と苦笑い。山本が「(ベテラン俳優陣の中で)中村くんが、馴染んでるから大したもんだなって」と話すと、中村は「20代前半のときは、こういう演劇界の人たちとお仕事させていただいて、飲みに行かせていただいていたので、久しぶりにこういう環境で『好きっ!』と思ってます」と嬉しそう。現場ではカットがかかる直前まで喋っているといい、生瀬が「『本番!』って言ってからは喋らないから」と語ると、中村は「褒めてほしいくらいですよね」と笑ってみせた。

これまでの撮影で印象的だったシーンを聞かれた生瀬は、「初回に、ひとつのカメラでずーっと撮っていくシーンがある」と大規模火災のシーンを挙げ、「前日から入ってリハーサルして、1日やって一回もうまくいかなくて。翌日本番で成功して、みんなで拍手した」と感動の瞬間を回顧。約4分のシーンに仕上がっているそうで、「視聴者の方にも、長回しだと気づいてほしいですね」という橋本に、中村は「テロップで出しましょうか」と提案するなど、チームワークの良さを見せた。

最後に中村が「夏ですから、ちょっとヒヤッとしたり、ほのぼのしたいときにピッタリな作品になってると思います」とドラマをアピール。ところが、「川口さん演じる彩とか、古川さん演じる真鍋とか、本当にカギを握る役になっている」と続けると、自身の役名を勘違いした梶原が「僕は何も握ってない」とカットイン。満島が「でも、善さんは毎朝おにぎり握ってきてる」と乗っかるなど収拾がつかない展開に、さすがの中村も「最後の挨拶くらい締めさせろよ!」と嘆き節。笑いに包まれる中、「多くの方に楽しんでいただけると思いますので、ぜひご期待いただければ」と楽しげにメッセージを送っていた。

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