杉野遥亮『ばらかもん』撮影を通じて「スローライフ」に憧れ「週休4日くらいでいいんじゃないかな」

0

2023年07月05日 18:21  TVerプラス

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TVerプラス

7月12日に初回15分拡大SPでスタートする杉野遥亮主演の“水10”ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系、毎週水曜22:00〜)の制作発表会見が5日、都内で行われ、杉野のほか、共演者の宮崎莉里沙、綱啓永、中尾明慶、遠藤憲一が登壇した。

本作は日本一美しい海を擁するとも言われる長崎県五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう/杉野)が五島列島で出会った琴石なる(こといし・なる/宮崎)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディ。『ばらかもん』とは、五島列島の方言で“元気者”を意味する。

杉野は本作がゴールデンプライム帯の連続ドラマ初主演となる。オファーをもらった時のことを振り返り、「最初に企画書をいただいた時から素敵だなって思いました。すぐ参加したいなという思いでした」と話すが、一方で、「ほぼほぼ直感でやりたいなって思ってはみたけど、やっぱり初主演ということで、いろいろなことを意識してしまって……」とプレッシャーも感じたという。

「座長ってどういうふうにしなければいけないんだろうとか、どんどんと自分で重く考え過ぎてしまって……」と撮影前は不安になっていたという杉野だが、「作品を作っていく中で、横にいる莉里(ニックネーム)がすごく撮影を頑張っていたりだとか、スタッフさんがすごく真剣に声を出したりしている姿を見ると、自分でできることを頑張ればいいって思えるようになりました」と周囲を見て奮起したとのこと。「現場の雰囲気を作っていってくれるみなさんに感謝をしながら、フラットな気持ちで取り組むことができていると思います」と笑顔で現在の撮影の様子を紹介した。

五島列島での撮影については、「めちゃくちゃ海が綺麗ですよ。空気も違うなって思いました。すごくいい島でした」と現地の景色の美しさに感激したとのこと。観光地である御岳にも登ったといい、「300mくらいの山なんですけど、そこに雲がかかると飛行機が飛ばなくなるという象徴的な山なんです。登るとおじいちゃんとおばあちゃんがピクニックをしていたりして、景色も海が一望できて本当に綺麗でした」と話す。この日は五島市から久保実副市長も駆けつけ、杉野はドラマの放映期間、五島列島の「ふるさと大使」を務めることが発表された。

七夕にちなんで、それぞれの願いを認めた短冊を披露し合う一幕もあったが、杉野は「スローライフ」と一言。「個人的に日本人は働きすぎだと思っているんです。週休4日くらいでいいんじゃないかなって。このドラマの主人公も五島列島へ行ってスローライフを送りますが、演じていて僕もスローライフに憧れるようになりました」とその理由を明かす。現場ではヒーリングや癒しの音楽をよく聴くといい、「元気になりたい時は葉加瀬太郎さんの音楽をずっと聴くようにしています」とのこと。

書道家という役柄だが、「最初はすごく難しかったんです。綺麗に書かないとって思っていたので。でも途中からどうでもよくなって先生の真似をして、楽しく書いていたら上手くなりました」と力を抜いて取り組んだことが良い結果となったと紹介。遠藤も、杉野の書を絶賛し「結構、天才的な字を書くんです。横で見ていてすごいなって思いました」と話していた。
    ニュース設定