死産となった子豚を農場から寄付してもらい、剥製の加工を施して“リアルな貯金箱”が完成した。通常の剥製を作る過程とは異なる方法で仕上げられている(画像は『Copper State Taxidermy 2023年5月21日付Instagram「Claimed Taxidermy Pig piggybank!」』のスクリーンショット)アメリカで活動する剥製師の女性が、子豚の剥製でできた“リアルなブタの貯金箱”を制作した。写真を見ただけでは生きている子豚と勘違いしてしまうほどの完成度で、お尻の部分のコルクを外すと、そこから小銭を取り出せるようになっている。女性は「もっと大きなサイズのものも作りたい」と話しているという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
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米アリゾナ州チャンドラー在住のレイチェル・ルイスさん(Rachel Lewis、38)は、4年前まで美容師として働いていた。彼女は子どもの頃から葬儀関連の仕事に興味を持ち、また彼女の夫が猟師であるため、動物の頭蓋骨の手入れを手伝っていた。もっと知識や技術を身につけたいと思ったレイチェルさんは、働きながら剥製の技術を学ぶクラスを受講した。そして剥製の世界にのめり込み、自身で「Copper State Taxidermy」という会社を立ち上げて、剥製師としてのキャリアをスタートさせた。