ドライからウエットに変わるなかルクレールが最速【タイム結果】2023年F1第11戦イギリスGPフリー走行3回目

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2023年07月08日 21:00  AUTOSPORT web

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2023年F1第11戦イギリスGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
 2023年F1第11戦イギリスGPのフリー走行3回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、3番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は10番手だった。

 気温22度、路面温度29度というコンディションで、現地時間11時半にセッションがスタート。天候は曇りで、レースコントロールが発表したセッション中の降水確率は90%となっている。開始早々、ランド・ノリス(マクラーレン)に「クルマを止めて」と無線が飛んだ。ノリスのクルマには機器のようなものが取り付けられており、ピットレーン出口でマクラーレンのスタッフがそれを取り外し、ノリスは無事にコースに出た。なおこの一件はセッション後に審議されることになった。

 各車ミディアムタイヤ、ハードタイヤでコースに出るなか、フェラーリの2台はソフトタイヤだ。序盤にトップに立ったのはミディアムのレッドブルのマックス・フェルスタッペンで、タイムは1分28秒836。セルジオ・ペレスも2番手に続いたが、ソフトのカルロス・サインツ(フェラーリ)が1分27秒964でトップに浮上し、FP2を走れなかったルクレールも0.104秒差で2番手につけた。

 初日にマシンの不調を訴えていたメルセデス勢は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分27秒948でトップに立つ。しかしルクレールがハミルトンを0.529秒上回る1分27秒419をマークした。セッション中盤にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)がソフトで1分27秒893をマークし2番手に浮上。その直後にアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が1分27秒592で2番手に飛び込み、僚友ローガン・サージェントも1分28秒151で7番手につける。角田は1分28秒337で10番手だ。雨を心配して各車ソフトタイヤでアタックをしていたが、残り時間35分を前に雨が降り始め、レースコントロールもウエットトラックを宣言した。

 雨が強まったため各車一度ピットに戻ったが、セッション後半に入るとインターミディエイトタイヤでコースイン。ノリスは途中でタイヤをソフトに戻したが、すぐにピットに戻った。終盤も数台が走行したが、雨のためタイムシートの順位は変わらずルクレール、アルボン、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)というトップ3でFP3が終了した。4番手以下はガスリー、ハミルトン、サインツ、サージェント、フェルスタッペン、ジョージ・ラッセル(メルセデス)となり、10番手に角田、11番手にニック・デ・フリースとアルファタウリ勢が並んだ。

■2023年F1第11戦イギリスGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps116C.ルクレールフェラーリ1’27.41924223A.アルボンウイリアムズ1’27.59214314F.アロンソアストンマーティン1’27.78417410P.ガスリーアルピーヌ1’27.89319544L.ハミルトンメルセデス1’27.94816655C.サインツフェラーリ1’27.9642172L.サージェントウイリアムズ1’28.1511681M.フェルスタッペンレッドブル・レーシング1’28.26619963G.ラッセルメルセデス1’28.284171022角田裕毅アルファタウリ1’28.337211121N.デ・フリースアルファタウリ1’28.50420124L.ノリスマクラーレン1’28.563181318L.ストロールアストンマーティン1’28.620151411S.ペレスレッドブル・レーシング1’28.904191520K.マグヌッセンハース1’29.207131631E.オコンアルピーヌ1’29.233221781O.ピアストリマクラーレン1’29.437201877V.ボッタスアルファロメオ1’29.586151927N.ヒュルケンベルグハース1’33.590132024周冠宇アルファロメオNo Time2

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