予選結果が変更に。ボッタスが燃料サンプルの規定違反で失格。角田裕毅ら5人の順位が繰り上がり/F1第11戦

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2023年07月09日 06:50  AUTOSPORT web

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2023年F1第11戦イギリスGP バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
 F1イギリスGP予選中、トラブルによりコース上でストップしたバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)は、予選後の分析のためにマシンから1リッターの燃料サンプルを提供することができなかったため、予選失格となった。ボッタスは暫定15番手だったが、予選リザルトから除外され、16番手以降のドライバーの順位が繰り上げられた。

 ボッタスはQ1終盤にコース上でマシンをとめ、それ以降の予選に参加できなかった。11番手でQ2へと通過するタイムを出していたが、Q2はノータイムで予選15番手という結果を得ていた。

 しかしマシンがピットレーンに戻された後に、FIAはC43から燃料サンプルを採取しようとしたが、規則に定められた1リッターの燃料を取り出すことができなかったため、ボッタスは予選失格となった。スチュワードは、ボッタスが20番グリッドから決勝に出場することを許可した。

 ボッタスはトラブルについて「最後のインラップの途中でパワーを失い始め、その後、エンジンが止まってしまった」と語った。チーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラービは、今回の問題について、次のように説明している。

「我々にQ2に余裕で進出する力があることをバルテリが示したが、燃料に関する技術的な問題で、彼はストップせざるを得なくなり、予選を続けられなくなった。残念なことに、この問題のために、必要な燃料サンプルを検査官に提出することができず、バルテリは失格となった」

 ボッタスの失格により、予選16番手から20番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)、角田裕毅(アルファタウリ)、周冠宇(アルファロメオ)、ニック・デ・フリース(アルファタウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)は、それぞれひとつ予選順位が繰り上げられた。

■2023年F1第11戦イギリスGP予選 正式結果
Pos.No.DriverTeamTimeLaps11M.フェルスタッペンレッドブル1’26.7202624L.ノリスマクラーレン1’26.96126381O.ピアストリマクラーレン1’27.09226416C.ルクレールフェラーリ1’27.13625555C.サインツフェラーリ1’27.14826663G.ラッセルメルセデス1’27.15524744L.ハミルトンメルセデス1’27.21125823A.アルボンウイリアムズ1’27.53025914F.アロンソアストンマーティン1’27.659241010P.ガスリーアルピーヌ1’27.689241127N.ヒュルケンベルグハース1’28.896171218L.ストロールアストンマーティン1’28.935191331E.オコンアルピーヌ1’28.95618142L.サージェントウイリアムズ1’29.03119DQ77V.ボッタスアルファロメオDNF111511S.ペレスレッドブル1’29.968111622角田裕毅アルファタウリ1’30.025111724周冠宇アルファロメオ1’30.123111821N.デ・フリースアルファタウリ1’30.513111920K.マグヌッセンハース1’32.3787
※77号車(バルテリ・ボッタス)は、1.0リッターの燃料サンプルを提出できず失格となった

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