映画『CLOSE／クロース』が7月14日に公開。ヒグチユウコと大島依提亜による日本版オルタナティブポスターが到着した。
『第75回カンヌ国際映画祭』グランプリを受賞した同作は花畑や田園を舞台に無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描いた作品。親友以上で兄弟のような関係だった13歳のレオとレミはクラスメイトから「付き合ってるの？」と質問を投げかけられたことをきっかけに距離を置くようになり、仲直りすることができず時間だけが過ぎていったある日、レミとの突然の別れを告げられるというあらすじだ。。
監督を務めるのは、前作『Girl/ガール』で『第71回カンヌ国際映画祭』新人監督賞を受賞したルーカス・ドン。主人公・レオ役をエデン・ダンブリン、幼なじみ・レミ役をグスタフ・ドゥ・ワエルが演じた。
ポスタービジュアルは、ヒグチユウコが描き下ろしたイラストを、大島依提亜がデザインしたもの。レオとレミが寄り添って眠る劇中のシーンが切り取られている。
ヒグチユウコは「愛情について名前をつけたりカテゴリーにわけたりすることは無粋なのかもしれない」、大島依提亜は「幼少期に友達のことが好きすぎて友情以上の“近さ“で接してしまったことを思い出した。しかしその距離感を定義するのは常に社会だ。この映画は、そうした社会のやるせなさを提示すると共に、かつて誰もが持っていた距離から解き放たれた自由を描いた作品でもある」とコメント。
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