山里亮太が市川猿之助事件に「コメント拒否」で炎上、背景にタレントMCの“限界”

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2023年07月13日 07:00  週刊女性PRIME

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山里亮太

「これからは法律で決まったこと、法が裁くこと以外に関しては、勝手なことを言うべきではないと思う」

 真剣な面持ちでこう語ったのは朝のワイドショー『DayDay.』(日本テレビ系)でMCを務める南海キャンディーズの山里亮太(46)。歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者が母親の自殺を手助けした、自殺幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕された件について番組で取り上げたときだった。

「タレントMCの限界」

 この発言に対してネットでは《最もらしいコメントながら違和感しか残らない》《だったらワイドショー不要》といった声が上がった。

「昔から言われていたことですが、タレントMCの限界なんでしょうね」

 こう話すのは芸能ジャーナリストで、自身もテレビやラジオ番組でコメンテーターを務める佐々木博之氏。

言わば“仲間”ですから悪くは言えないものです。特に芸能人のスキャンダルについては。個人的に交友関係があったり、事務所同士の付き合いなどがありますから。

 言いたい放題できるのは、いわゆる大御所と呼ばれる人たち。ビートたけしさんとか、梅沢富美男さん、和田アキ子さんとか。そのレベルまでいかないと無理でしょう」(佐々木氏、以下同)

MCとしての資質は…

 また、冒頭のコメントとともに山里が語った「1度自殺を考えた人だから、もう1度可能性があるって言ってるのに臆測(で話したり)だったり、報道するときに本当に気をつけなければいけない」という発言について、

「ワイドショーといえども事件を扱うときは制作サイドも慎重になります。警察発表など公にしていいこと以外は放送しないのが普通です。ただ、番組が独自に行った周辺取材で得た情報は発表していいと思います。臆測とは違いますから。彼がどういう意味で“臆測”という言葉を使ったのかわかりませんが、MCだから何かまともなことを言わなきゃと、気負って空回りしたように見えました。

 もし自分がコメントできないのなら、本番前の打ち合わせで、このネタを扱わないか、扱ってもサラッと流すと決めておけば炎上はしなかったのでは」

 ワイドショーはネタによってはただ事実を伝えるだけではなく、コメンテーターも交えて、その事件などについて考察しなければならない、と佐々木さん。また、再度の自殺の可能性に触れたことについて、

「猿之助容疑者の自供によれば週刊誌の報道が自殺の引き金になったということで、同じ報道として番組内での発言が猿之助容疑者に何らかの影響を与え、不測の事態が起きることを危惧したのかもしれません。これは私の“臆測”ですが」

 今回「勝手なことは言えない」と言い放った山里。ワイドショーのMCとしての資質はどうなのか?

前の『スッキリ』のMCを務めた、加藤浩次さんくらい自分の意見をハッキリ、ズバズバ言う方がワイドショーのMCには向いていると思うのですが、それはきっと隣の武田真一アナの役割なんでしょうね。

 バラエティー番組では絶妙な司会で番組を引っ張っていく山ちゃんですが、ここではまだ力が発揮できていないようです。番組が始まって3か月。これからではないでしょうか」

 山里の発言が投じた波紋は、ワイドショーの制作にどんな影響を及ぼすのか─。

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  • 事務所間のしがらみやらなんやらと絡む「身内ウケ」ばっかやってるから、結局は当たり障りの無いことしか言えなくなるんだろ。
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