映像作家の宇川直宏の展覧会が開催、13年間の番組アーカイヴやNFT作品を展示

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2023年07月15日 18:02  Fashionsnap.com

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UKAWA NAOHIRO / Portrait of a MEDIA THERAPIST1 Photo by Toshio Ohno(L MANAGEMENT)「WIRED」JAPAN VOL.38 ※画像・写真の無断転載は禁止


 宇川直宏の展覧会「宇川直宏展 FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE」が、練馬区立美術館で開催される。会期は9月10日から11月5日まで。

 宇川は1968年香川県出身。1980年代末から映像作家やグラフィックデザイナー、VJ、文筆家、キュレーターなど多岐にわたり活動している。1990年代から現代アートの制作を始め、2001年のニューヨーク近代美術館(MoMA)やイギリスのバービカン・アート・ギャラリー(Barbican Art Gallery)での展示を皮切りに、国内外で様々な作品を発表。2010年には、世界に先駆けてライブストリーミングチャンネル兼スタジオ「ドミューン(DOMMUNE)」を開設し、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品を受賞した。2019年にスタジオを渋谷パルコ9階に移転し、5G以降の最新テクノロジーとともに未来を見据えた創作活動を続けている。
 同展では、13年間にわたるドミューンの番組アーカイヴを紹介し、これらの映像を絵画や立体作品といった他のメディアに拡張、変換、創造した作品のほか、NFT作品も展示する。展覧会の開催にあたり、宇川は近年広く普及し始めた生成AIによる画像生成に着目し、描くことや作品のあり方などの再考を通じて、近現代のアートや芸術を新たに捉え直したという。会期中には、美術館を舞台に視聴者参加型のライブストリーミングを予定している。

■宇川直宏展 FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE所在地:東京都練馬区貫井1丁目36−16 練馬区立美術館会期:2023年9月10日(日)〜11月5日(日)休館日:月曜日(※9月18日と10月9日は除く。9月19日、10月10日は休館)時間:10:00〜18:00(※入館は17:30まで)美術館公式サイト
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