去就注目のトーマス、今夏はアーセナル残留が濃厚か…サウジ移籍には興味なし?

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2023年07月21日 00:04  サッカーキング

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一部で退団の噂も挙がっているトーマス [写真]=Getty Images
 今夏の移籍も噂されていたガーナ代表MFトーマス・パルティだが、アーセナル残留の可能性が高まっているようだ。19日、『90min』や『メトロ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 昨シーズンのプレミアリーグでマンチェスター・Cと熾烈な優勝争いを演じたアーセナル。最終的に19年ぶりの優勝を逃したものの、久々にチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得し、“名門復活”を印象付けたシーズンとなった。クラブはさらなる躍進に向けて、今夏の移籍市場で積極補強を敢行。推定総額2億800万ポンド(約375億円)を費やし、イングランド代表MFデクラン・ライス、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツを獲得した。

 一方で、過去7シーズンに渡り中盤の主軸として活躍してきたスイス代表MFグラニト・ジャカはレヴァークーゼンへ移籍し、『エミレーツ・スタジアム』に別れを告げた。さらには2020年夏の加入以来、アンカーの絶対的主軸を担っているトーマスについても、今夏の退団の可能性が浮上。現行契約が2025年6月末までとなっている点や、30歳という年齢面を考慮し、クラブ側が売却に踏み切る可能性があるとも報じられていた。

 しかし、昨今の噂とは裏腹に、トーマスは今夏もアーセナルに残留することが濃厚となっているようだ。今回の報道によると、当初クラブ側は同選手に対し、今夏の他クラブ移籍を検討する許可を与えていたとのことで、実際にサウジアラビア勢やユヴェントスから関心が寄せられていたという。しかしながら、トーマス本人はヨーロッパでのキャリア継続を希望し、サウジアラビア行きに興味を示さなかった模様。また、ユヴェントスをはじめとしたヨーロッパのクラブは、アーセナル側の評価額を超える金額を提示できず、適切なオファーを準備することが困難なようだ。

 現在のアーセナルは今夏の売却について本格的に検討しておらず、チームを率いるミケル・アルテタ監督もトーマスがスカッドに留まることに満足していると報じられている。なお、合流こそ遅れたものの、同選手はアメリカで実施中のプレシーズンツアーにもすでに帯同しているという。

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