Dos Monosが初ライブアルバム『Don’t Make Any Noise』発売。ジャンク品のアクリル板を盤化

Text by CINRA編集部

Dos Monosが初となるライブアルバム『Donʼt Make Any Noise』のリリースを発表した。

同アルバムは、2021年9月に東京・恵比寿のLIQUIDROOMで開催された『Theater D vol.3』を音源化したもの。販売されるのは通常のCD盤ではなく「アクリル解体盤」。ライブハウスやクラブなど各所でジャンク品となっていたアクリル板を回収、解体、加工してつくられた「アクリル解体盤」に埋め込まれたURLにアクセスし、パスワードを入力すると、購入者限定の音源サイトに誘導される仕様となっている。

グラフィックデザイナー・八木幣二郎と共同で制作された、いずれも一点ものの限定500枚。コロナ禍で分断装置の象徴となっていたアクリル板を、音楽の媒介装置へと変換させることで、新しい視聴体験をつくることを意図しているという。ミックスはエンジニアのThe Anticipation Illicit Tsuboi。

Dos Monosの公式オンラインストア「STORE D」で現在予約受付中。初回購入分の発送は8月下旬〜9月を予定している。また、Dos Monosは同作のリリースと同時にヨーロッパツアーを開始する。