「元夫に手切れ金500万円要求」大阪・8歳娘に食事与えず共済金を詐取した美人シンママの強欲すぎる素顔

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2023年07月22日 06:00  週刊女性PRIME

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19日、送検のため大阪府警本部を出る縄田佳純容疑者 写真/共同通信社

 安産・子育の神さまとして信仰されている鬼子母神。もともとは多くの我が子を養うために、他人の子どもを食べていた悪鬼だった(諸説あり)。だが、我が子を食い物にするという悪鬼よりも卑劣な鬼母が現実にいるとはーー。

 大阪府警は18日、同府大東市に住むパート従業員で母親の縄田佳純容疑者(34)を傷害と詐欺の疑いで逮捕した。今年1月20〜22日、自宅アパートで娘(当時8)に食事を与えず低血糖症で入院させて共済金6万円を詐取したというもの。

「縄田容疑者は実は4回目の逮捕だった。過去には入院させた娘の携帯にメールで“あさたべれないしんどいってゆうとき”と指示。さらには“食うなよ。寝とき”と電話までしていた。また、娘の入院期間を延長させるため、下剤を飲ませたりしていた」(全国紙社会部記者)

 しかし、これまでの逮捕は警察発表されていない。その理由について捜査関係者は、

「今年2月9日、児童相談所から“母親が子どもに食事を与えずネグレクトの可能性があるため、子どもを一時保護した”と通報があったことが発端だった。だが、子どもはいずれ母のもとに戻す可能性があったため、逮捕したものの警察発表にはそぐわない案件と判断した。しかし、捜査を進めていくうちに、数々の虐待行為や共済金詐欺の証拠も出てきたため、今回の発表となった」

5年間、入院43回で総額570万円

 5年間で入院は43回にも及び、受け取っていた共済金と保険金は総額570万円になるという。

「容疑者は詐取した金でブランドもののバッグや服を身にまとい、エステに通い、高級レストランに行っていた。交際相手を旅行に誘ったり、友人を岩盤浴に誘ったりも。一方で、交際相手に月に数十万円も貢がせていたとも。学校や周囲には“娘は持病がある”“あんまり食べてくれない”などと言っていた」(同・社会部記者)

 警察の取り調べに対して、縄田容疑者は、

「故意に娘を低血糖症にさせていない。だまそうと思ってしたこともない」

 と容疑を一貫して否認しているという。

 佳純容疑者と娘が2年前から住んでいたアパートの住人は、こう話す。

「引っ越して来たとき、“うちはシングルマザーなのでよろしくお願いします”と挨拶に来たんよ。うちの娘が鍵がなくて部屋に入れないでいると、自分の部屋に入れてくれて、ジュースやお菓子をご馳走してくれた。なんて優しい人なんだと思っていましたから、ニュースには驚きました……」

 母娘仲については、

「毎朝、娘さんを車で小学校まで送っていたので、仲がよさそうに見えましたね。娘さんは少し細かったけど、気になるほどではなかった」(同・住人)

 縄田容疑者の実家はそのアパートから約1キロメートル離れたところにあった。ベランダに大量の洗濯物を干していて、人がいる気配はあったが、インターホンを押しても反応はなかった。

「20年ぐらい前、佳純ちゃん(容疑者)が中学生ぐらいのときに引っ越してきてね。両親は共働きで、兄が3人、あの子は末っ子やった。とてもきれいな子でね。挨拶もちゃんとするし、愛想もよかったんやけどなぁ」(近隣住民、以下同)

 容疑者が離婚後、いったん実家に戻ってきたときは、

「両親、兄夫婦の家族と、佳純ちゃん母娘の3世帯で暮らしてはった。玄関先でバーベキューをしたり、夏には子どもがプールで水浴びしたりして、仲のよさそうな一家やった」

漏れ出していた“虐待”の兆し

 だが、別の住民からはこんな話も。

「寒い時期に、小さい女の子が外で泣いとってな。母親(容疑者)に叱られて、外に出されとったんやね。かわいそうやと、近所のみんながいうとったで」

 その後、佳純容疑者は実家を出て、同じ町内のアパートで母娘二人暮らしをするようになってから、娘への虐待と詐欺行為がエスカレートしていったと考えられる。

 佳純容疑者の元夫で、被害女児の父親A氏。容疑者をよく知る人物のひとりであるA氏に話を聞こうと自宅一軒家を訪ねたが、応答はなかった。だが、週刊女性PRIMEは元夫の友人を取材することができた。

離婚する条件として提示された手切れ金500万円

「Aは娘が2歳になる前に、佳純さんと離婚しました。性格の不一致が原因やったみたい。そのとき、彼女から離婚の条件として提示されたのは、自分が娘を引き取ってもう二度と会わないこと」

 条件はこれだけではなかった。

「彼女はAに手切れ金として500万円を要求したらしい。しかも一括で払えと……。当時、Aはまだ20代でそんなお金があるわけないし、大変やったみたいよ。でも、なんとか用意したと聞いている。すべて条件を丸飲みして、できる限りのことをしたようでね……」(同・友人、以下同)

 だが、その後も容疑者からの金の無心はあったようで、

「何度か佳純さんから“娘が入院したから金をもらえないか”と連絡してきたみたい。でも、それはさすがに応じなかった」

 縄田容疑者の身勝手極まりない“悪鬼以下”の凶行。だが、別れたとはいえ父親にも責任の一端があるだろう。

 A氏は数年前に再婚して、子宝にも恵まれて幸せに暮らしているという。

「この事件を知って、“自分としては精一杯のことをやったつもりだったが、他にできることがあったのではないか”と自分を責めている。だからそっとしてあげてほしい」

 もっとも傷ついているのは、実の母親に虐待され続けた娘であることだけは間違いない。

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  • 共同親権でなければ、父親の責任など法的には問えないでしょ。
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