キム・カーダシアン、初出演する『アメリカン・ホラー・ストーリー』の新ティーザーでまるで別人に

キム・カーダシアン（42）が初出演するドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』で、最新シリーズのティーザーが初公開された。ホラー風の映像では、キムが別人のような姿に変身し、赤ちゃんを抱く姿が映されている。この姿にSNSでは「キムだとは分からなかった」「かなり良い感じ！」といった声があがっており、ドラマに初挑戦したキムを称賛している。

【この記事の動画を見る】

現地時間20日、米有料TVチャンネル「FX」と配信サービス「Hulu」の公式SNSが、ドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』第12シーズンのティーザーを初公開した。

2011年に放送開始した同シリーズは、ともに脚本家や映画監督として活動するライアン・マーフィーとブラッド・ファルチャックが企画・制作するアンソロジー形式のホラードラマだ。各シーズンでは異なるテーマとキャラクターが設定され、これまでに多くの俳優が出演している。

シリーズ最新作となる第12シーズンでは、米女優エマ・ロバーツや英モデル兼女優のカーラ・デルヴィーニュに加え、米リアリティスターのキム・カーダシアンがキャストとして出演している。さらに番組初の試みとして、脚本と製作総指揮を女優ヘイリー・ファイファーが担当した。

米メディア『The Hollywood Reporter』は今年4月、新たな第12シーズンは「Delicate（デリケート）」と題され、ダニエル・ヴァレンタインの小説『Delicate Condition』をベースにした物語を制作すると伝えていた。

この小説は、何者かが自分を妊娠させないようにしていると信じ込んでいる、アンナ・オルコットという女優を描いた物語だ。体外受精に失敗し、ようやく妊娠しても流産してしまったことから、彼女はまだ自分の体内で赤ちゃんが動いているように感じているという。

初公開されたティーザーでは、キムがまるで別人のようなキャラクターに変身した姿で登場している。

映像が始まると、エマとカーラがプラチナブロンドのウィッグをつけ、メタリックレッドの口紅をつけた姿が現れる。そして次にキムが同様のウィッグと口紅をつけ、黒いオペラグローブをはめた両手で眼鏡を外す場面が映し出される。キムの眉毛はブリーチされ、両目の瞼には黒くて長いつけまつ毛を装着している。


そして場面が変わり、黒いホルターネックのドレスを纏ったキムが、白いブランケットに包まれた赤ちゃんを抱いている姿が映されている。バックでは子守唄『ロッカ・バイ・ベイビー』が流され、画面下にはキムと同じ服装をした数人の女性の姿が逆さまに映されるなど、おどろおどろしい雰囲気だ。


この姿を見た人々は、SNSで「キムだとは全く分からなかった」「キム・カーダシアンは、かなり良い感じなんじゃない？」「最初に発表された時は、キムがドラマに適合できるのかと思った。これを見たところ、本当に素晴らしいわね！」と称賛のコメントを送っていた。

キムは今年5月に開催された「METガラ」のレッドカーペットで米誌『Variety』の取材に応じた際、「今月末から、私が出演するシーンの撮影が始まるの。制作はすでに始まっていて、私はとても興奮してるわ」と話していた。

そして撮影のために演技のレッスンを受けているかと聞かれると、「ええ、もちろんよ。挑戦ね。自分自身に挑戦するのが大好きなのよ」と付け加えた。



画像2〜4枚目は『American Horror Story　2023年7月20日付Instagram「Listen closely.」』『Kim Kardashian　2022年9月26日付Instagram「Milan spam get ready」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）