インスタグラムがサブスク機能を日本で導入、クリエイター自身で月額料金を設定

　インスタグラム（Instagram）が、クリエイターが登録者のサポートを通じて毎月一定の収益を上げることができる「サブスクリプション機能」の提供を日本を含む10ヶ国で順次開始すると発表した。同機能は昨年11月に米国で正式導入され、イギリス、カナダ、オーストラリアでテストを行っていた。

　サブスクリプション機能は、プロアカウントを設定しており、インスタグラムのパートナー収益化ポリシーを含む要件を満たすユーザーが対象。利用を開始するとプロフィールにサブスクリプションボタンが表示される。クリエイターは登録者限定の一斉配信チャンネルやチャット、コンテンツなどの特典を提供。自身で月額料金を設定し、登録者から定期的に収入を得る仕組みとなっている。

　限定公開では、フィード投稿やストーリーズ、リール動画、ライブ配信などを登録者のみに向けて配信。登録者はクリエイターのプロフィールにある王冠マークのタブから該当する投稿を閲覧することができる。サブスクリプション限定で公開されたストーリーズは、自動的にプロフィール欄のハイライトに保存される。

　6月から導入された「一斉配信チャンネル」機能では、登録者限定のチャンネルをクリエイターが作成可能。最大250人までを招待し、双方向やファン同士の交流を図ることができる。チャットの公開期間はクリエイターが設定し、期限を過ぎた場合や早期に終了した時点で登録者からのメッセージの権限は失われるという。また、登録者がクリエイターの投稿にコメントやメッセージを残すと、アカウント名の横に紫色のバッジが表示される。