「許可取ってんの?」道枝駿佑の誕生日にNYで出現した“無許可広告”の肖像権問題にファン困惑!

0

2023年07月28日 17:00  週刊女性PRIME

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

週刊女性PRIME

道枝駿佑

 なにわ男子の道枝駿佑が、7月25日に21歳の誕生日を迎えた。グループとしても個人としても大活躍しており、アジア圏を中心に海外でも人気を集める道枝だが、それゆえに、日本のファンを困惑させる事態が起こっている。

 2021年11月にデビューした、7人組グループ・なにわ男子。今月27日からは全国を巡るアリーナツアーが始まるほか、8月27日から放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティを務めるなど、グループとして多忙を極める“売れっ子”だ。

「ジャニーズに許可取ってんの?」

「個人の活動も目ざましく、特に俳優業で活躍するメンバーが目立ちます。そんな中でも道枝さんは、デビュー前の2017年に『母になる』(日本テレビ系)で連続ドラマデビューを果たし、以降もコンスタントに映画やドラマに出演しています。また、ファッション誌『ViVi』が主催する『国宝級イケメンランキング』で1位を獲得するほどの美貌は、国境を超えて韓国や中国でも人気。アジア圏を中心に、熱狂的なファンが多数いるのです」(アイドル誌ライター)

 そんな道枝の誕生日は、日本のみならず世界で祝福されていた。特に話題となったのは、韓国とニューヨークに出現した“センイル広告”だ。

「センイル広告は韓国発祥の文化で、自分が推しているアイドルや俳優の誕生日などを祝福するために、ファンが自発的に出稿する非営利広告のことを指します。日本でも2019年頃から、駅や街中でセンイル広告を見かけることが増えてきました」(前出・アイドル誌ライター)

 道枝のセンイル広告は、韓国・ソウルのハプチョン駅と、ニューヨークのタイムズ・スクエアに“出現”した。いずれも、海外のファンが企画・出資した物で、道枝の写真や動画が使用されている。

 ネット上では、日本のファンから「さすがみっちー、世界に愛されてる!」「海外のファンはやることが違う。誕生日祝いの規模がすごい」といった驚きの声が続出。

 一方、「これってジャニーズに許可に取ってんの?」「肖像権的にマズいのでは?」「みっちーが人気なのはうれしいけど、事務所に怒られそう」などと疑問を発信するファンも少なくない。

「日本でやったら大問題」

「日本の場合、タレントの写真や動画の権利を持つ事務所も、そのファンも著作権や肖像権に厳しい面があります。日本のセンイル広告を請け負う代理店も、出稿のためには事務所の許可や掲載の申請を必須としていることがほとんどです。

 一方、ボーイズグループ・JO1などが所属するLAPONEエンタテインメントや、BE:FIRSTなどが所属するBMSGは、非営利広告に使用できるタレント写真などの素材を公式に提供しています。この素材を使い、あらかじめ掲載期間などを事務所に申告しておけば、センイル広告を出しても問題にならないわけです」(芸能ライター)

 道枝が所属するジャニーズ事務所は、現在までに非営利広告に使用できるタレント写真などの素材を提供したことはない。そのため、韓国とニューヨークに出稿されたセンイル広告は、事務所に無許可である可能性が非常に高い。

「日本のファンは、この点を問題視しているのでしょう。ネット上には『日本でやったら大問題になりそう。海外ならOKっていうのもよくわからない』『事務所が許可してくれるなら、私も日本でみっちーの広告出したいよ』などと、不公平感を訴えるような声も見られます。このまま“グレー”にしておくのは、限界があるかもしれませんね」(前出・芸能ライター)

 海外人気が高い道枝だからこそ、日本では起こらない混乱を招いている様子。ジャニーズ事務所は、非営利広告のガイドラインだけでも出したほうがよさそうだ。

 

 

    ニュース設定