メルセデスの育成ドライバー、ベスティがF1フリープラクティスデビューへ。メキシコGPでW14を初ドライブ

0

2023年08月02日 10:40  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

メルセデスF1の育成ドライバー、フレデリック・ベスティ
 メルセデスF1チームは、ジュニアドライバーで、今年FIA F2に参戦しているフレデリック・ベスティを、10月のメキシコシティGPで、F1フリープラクティスデビューさせることを発表した。

 F1は、F1昇格を目指す若手ドライバーたちにF1マシンでの走行機会を与えるためのフリー走行規定を設けている。各チームは、各車につきシーズンに1回、キャリアのなかでF1レースに出場した経験が2回以内のドライバーを起用しなければならない。

 ルーキーをレギュラードライバーに選んだマクラーレン、ウイリアムズ、アルファタウリを別にすると、今シーズン、このFP1/FP2規則で走らせるドライバーを公表したのは、今回のメルセデスが初となる。

 メルセデスは、10月27〜29日に行われる第20戦メキシコシティGPのFP1で、ベスティを走らせることを明らかにした。

 現在21歳のベスティは、今年、FIA F2で2年目のシーズンを送っており、第11戦スパ・フランコルシャン戦終了時点でランキング2位に位置し、チャンピオン候補として戦っている。2022年F1シーズン終了直後のアブダビテストに、メルセデスから参加し、F1マシンでの初走行を経験したが、グランプリウイークエンドの公式セッションで走った経験はまだない。

「メキシコシティでメルセデスからFP1セッションに出ることになり、心から誇りに思う」とベスティはコメントした。

「約2カ月後に僕にとって初めての公式F1セッションに出場できるなんて、最高の気分だよ。コンストラクターズ選手権で8連覇を成し遂げたメルセデスと共にだ」

「これは幼いころからの夢であり、これを目標にジュニアのキャリアを通して戦い続けてきた。ハードワークが必要だったが、僕にとって非常に重要なステップを踏むことができる」

「世界最高のドライバーたちと一緒にF1マシンで走り、自分自身を成長させることができる機会を楽しみにしている。この素晴らしい機会を与えてくれるメルセデス、そして僕を常に信じ続けてくれたスポンサーとマネージャーに感謝したい。W14で初めて走るのが待ちきれない思いだよ」

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定