日本以外の国・地域でも同日より、Netflixで配信されており(インターナショナル版タイトルは『MISSING: THE LUCIE BLACKMAN CASE』)、7月24日週のNetflix週間グローバルTOP10では、英語映画で第5位を獲得。世界50の国と地域でTOP10入り、イギリス、オランダを含む12か国では3位圏内に入った。日本発信のドキュメンタリーコンテンツが世界でも認められるという前例を打ち立て、世界的ヒットとなっている。
ROLLING STONES誌ほか、レビューが続々掲載 ◆ROLLING STONES/クリス・ヴォグナー Chris Vognar 文化の違いをテーマにした緊迫感のあるドラマを観ているような気分にさせられる。あらゆる誇張や扇動的なアプローチもできたストーリーだが、日本人の山本兵衛監督は、センセーショナルな演出を避け、敬意と尊敬を持って演出している。
◆MOVIE WEB 本作はルーシー・ブラックマン事件を通して、日本の制度や組織的な問題まで炙り出すことに成功している。実際に起きたレイプや殺人にまつわる話に娯楽性は必要とされない。だから本作品を観づらいと感じるだけでなく、憤りさえも感じる人もいるだろう。そこにこそ、この作品の存在価値がある。