自宅の防災が「できていない」と感じる人の割合は?

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2023年08月04日 13:41  マイナビニュース

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パナソニックは、「自然災害が多発していることへの​不安な気持ち・防災対策」​についての意識調査と「離れて暮らす親の防災」に関する意識調査の結果を8月1日に発表。「防災対策」​に関する意識調査は、2023年7月13日〜20日の期間、1,271人を対象に、「離れて暮らす親の防災」についての意識調査は、2023年6月16日〜18日の期間、65〜89歳の親と離れて暮らしている全国の20〜59歳男女を対象に、いずれもインターネットで実施した。


はじめに、ここ数年地震や大雨、洪水など自然災害が多発していることに、不安を感じているかを調査。「とても(47.6%)+どちらかといえば(44.2%)」をあわせて、不安を感じている人は91.8%にのぼることがわかった。



自由回答では、「50年とか100年に一度という大雨が毎年降っていて、その上、我が家は川沿いなので不安」「防災商品や食料の備えはしているが、それが十分なのかもわからなく不安」といった声があがった。


次に、防災商品や食料の備えなど、自宅の防災対策はできていると感じるか質問すると、「あまり(46.0%)+全く(22.1%)」をあわせて68.1%の過半数が「できていない」と感じている結果に。



具体的には、「やや不安だけど自分は大丈夫と思ってしまっているので防災対策していない」との声がある一方、「大きな地震を経験したので次はしっかり準備をしておこうと思った」といった声も聞かれた。

離れて暮らしている親の自宅について、防災対策は十分にできていると思うか尋ねると、「どちらかというと(45.0%)+全く(20.0%)」をあわせて、65.0%の人が「対策ができていない」と感じていた。


また、離れて暮らしている親の自宅の防災について、親と話すことはあるか聞くと、「あまり(34.0%)+全く(31.4%)」をあわせ、65.4%が防災について「話していない」という回答になった。


離れて暮らす親の自宅の防災対策について不安なことを聞いたところ、「特に不安なことはない」が39.2%で1位という結果に。



一方で「無事に避難ができるか」(33.6%)、「災害時に必要な情報を入手できるか」(23.2%)、「火の元(台所やストーブの前など)が火災が起きやすい環境になっていないか」(23.2%)など、離れて暮らす親の防災対策について不安があげられた。(佐川あや)

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