DeNA本拠地8連敗で自力優勝消滅…球団OBの齊藤明雄氏「点を取れていた打線のオーダーに」と打開策を提案

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2023年08月07日 06:51  ベースボールキング

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DeNA・三浦大輔監督 (C) Kyodo News
◆ 「すごく焦りが見える」

 DeNAは6日、本拠地での阪神戦に2−3で敗戦。今季4度目の同一カード3連敗を喫し、これで自力優勝の可能性が消滅した。

 負ければ貯金消滅と4位転落もかかっていたDeNAは、この日も序盤に先制を許すと6回にも2点を奪われてしまう苦しい展開に。直後の攻撃で2点を返し反撃を開始したものの、7回と8回にそれぞれ相手の失策も絡み得点圏に複数の走者を置きながらいずれも無得点で終了。

 大チャンスを作るもあと一歩でホームが遠く、本拠地での連敗は「8」まで膨らんだ。

 球団史上初の交流戦優勝を果たすなど絶好調だった前半戦から一転して崖っぷちに立たされているDeNAに対し、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄氏は「我慢して打線の奮起を願うべきじゃないかなと思いますね」と打開策を提案。

 打線の状態についても「今はもう“あと一本”が出ないだけだと思うんですよ」と悲観せず、「だから強かった時のように桑原を5番、もしくは関根を6番に持ってきて佐野を1番に固定していくっていう点を取れていた打線のオーダーに組みなおすでいいんじゃないかな」とあくまでスタメン組への信頼を強調した。

 同じく出演した大矢明彦氏も「ここに来て割と“やることが上手くいかない”、“相手がチャンスをくれてもそれを生かせない”という事ですごく焦りが見える」とチーム状態を分析。

 続けて「今日負けてこれで(勝率)5割。だからもう一回再スタートという形も取れると思うので、打線をある程度しっかり固定して“自分の都合よりも相手の嫌がることをやる”という事を考えればまた道は拓けていくと思いますね」と語り、悩める古巣へ奮起を促した。

 夏場に入り首位争いから大きく離されてしまったDeNAだが、チームを引っ張ってきたスタメン野手陣が深刻な不振に陥っているわけではないだけに、改めてここからの巻き返しに期待したい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】首位阪神を寸前まで追い詰めたものの…/8月6日:DeNA−阪神のハイライト

このニュースに関するつぶやき

  • そういえばオールスター前最後のハマスタでも広島に3タテくらってなかったっけ?
    • イイネ!3
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