前回からの続き。
思い返せば、母の賃貸マンション契約時も、入院のときも、唯一の血縁者としてわたしがサインした記憶があります。それが子どもとして当たり前の選択だと信じて疑わなかったのです。入院費の支払いについては病院から極度額を示されたのですが、マンションの保証人に関してはどういう契約だったか……記憶が定かではありません。ともかく何があっても夫や娘には迷惑を掛けられません。こうして、わたしの孤独な闘いが始まったのでした。
参考:法務省|「保証に関する民法のルール」
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ちーめい 作画・よし田 編集・Natsu