<私だって上手なのに>義母の料理が大好きなダンナ。腹が立つから、離婚したい!?

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2023年08月16日 12:40  ママスタセレクト

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洋食が好き、薄味が好きなど、大抵の人には好きな食の傾向があるものです。そのルーツの多くは子どもの頃から食べ慣れてきた、家庭の味にあるのかもしれません。

「やっぱり私の味が好きよね」自慢気な義母にイラッ



ママスタコミュニティに、ダンナさんの食の好みに納得がいかない様子の方が投稿をあげました。
『うちのダンナは義母の料理が大好き。私が料理アプリを見ながらどんなに上手に作っても、基本は義母の料理が好き。義母が自慢気に「やっぱり私の味が好きよね」って言うのも腹が立つ。表面上は繕っているけど、本音は違うのがわかる。こんなやつ、大嫌い。離婚したい』
怒りの対象は、ダンナさんと義母さん。ダンナさんが義母さんの料理が好きなこと、義母さんがそれを喜んでいることに腹を立てているといいます。投稿者さんの考えでは「普通なら、義母は『嫁が作った料理を好きになってほしい』と思うものでしょ?」と、いうわけです。

しかし、これは解決が難しそうです。好みは、本来その人の自由です。誰かに強制されたところで、簡単に変えられるものではありません。さらに自作のものを「好き」と言われたことに対して喜ぶのは、ごくごく当たり前のこと。「やっぱり私の味が好きなのね」と自慢する義母さんはデリカシーに欠けますが、褒められてうれしくない人はいないでしょう。しかし投稿者さんは「そんなことを言ってはダメ」と、義母さんにダンナさんをたしなめてほしいようです。
『えっ……。それはちょっと投稿者さんが横暴じゃない?』
『表面上だけでも取り繕おうとしてくれるなんて、やさしいダンナだと思うけど』
義母さんの料理を持ち上げる代わりに自分の料理をけなされたのだとしたら、投稿者さんが怒る理由もよくわかります。しかし文面から判断すると、どうもそうではないようです。フォローしてくれているのに「大嫌い」「離婚だ」は、少々飛躍しすぎているのでは?
投稿者さんは、ダンナさんが自分の味よりも義母さんの味を好むことに、嫉妬しているのでしょう。これはダンナさんが大好きだからこその感情、と推測できます。
『気にしない。生まれ育った家庭の味には勝てないもん』
『誰だって小さい頃から親しんでいる味は、大好きでしょ。投稿者さんは自分の母親の味が、好きじゃないの?』
つまりはそういうことです。よほど義母さんが料理上手という場合もあるでしょうが、そうでなくとも自分を育ててくれた味に親しみがあるのは当然です。

ずっと慣れ親しんできた味が大好きなのは、当たり前


慣れ親しんだ味であることは大前提ですが、コメント欄にはさまざまな”わが家の場合”が並びました。
『うちの義母さんは調理師免許持ちだから、料理がおいしくてうれしい。でもダンナは義母さんの料理にダメ出しするんだよね。ダンナも自分で作るけど、味濃いめ。私は義母さんの味のほうが好きだわ』
『私は料理が苦手なので、ダンナは当然義母の味が好き。私も義母のご飯のほうがおいしい(笑)』
料理上手な義母さんなら張り合わず、あっさりと白旗を上げたほうがよいかもしれません。「レシピを教えてもらった」「ダンナが実家から煮物をもらってきたら、ラッキー」などのコメントもあったように、素直に負けを認めてしまったほうが気楽です。
『うちは義母が料理嫌い。ダンナは結婚して私の料理を食べるようになってから好き嫌いもなくなり、食事を楽しみにするようになったよ』
『うちはマザコン並みに義母のことは大好きなんだけど、料理はトラウマレベルで嫌いみたい。私も初めて義母の料理を食べたときは、衝撃を受けた』
こちらは妻のほうが料理上手だった場合です。義母さんに対する優越感は得られそうですが「かわいそうだから、わざわざ言わない」という方もいました。嫁姑関係をうまく保つコツかもしれません。
『うちは当然のように義母の料理を食べている。私の料理も褒めてくれるけど、それはいちいち感想を考えているからよね。義母の料理のように”いつもの味”になりたい』
こんなコメントもありました。投稿者さんはどうやら自分の料理をもっと褒めてほしいようですが、そのさらに上をいくのが、ごく当たり前の”いつもの味”なのでしょう。

本当の勝負が決まるのは数十年後。諦めるのはまだ早い!



とはいえ投稿者さんが抱える今のモヤモヤを解消するために、何か方法はないものでしょうか。
『アプリを見てってことは、まだ料理を作るのに慣れていないんじゃない? そのうち投稿者さんの味に馴染んでくるよ』
『義母が何十年も家族のために作ってきた料理に、アプリを見ながら作った料理が叶うわけがないと思う』
義母さんとの経験差を埋めるためには、投稿者さんがこれからコツコツ頑張っていくしかありません。
『黙々と自分の料理を出し続ける。ダンナに何か言われても「私はお義母さんの味つけが、ちょっと濃い気がして」のひと言で。これを続けて10年、先日夫が義母に「これ、ちょっと味濃くない?」と。習慣の勝利』
こんな経験談も寄せられました。ダンナさんがこの先ずっと食べ続けていくのは、投稿者さんの味です。長く頑張って作り続ければ、いつか報われるときがやってくるはずです。
『料理教室に行くのは?』
実際に習いに行くことをすすめる声もありました。「離婚したい!」と考えるほど悔しいのなら、上手になって見返してやるのもよさそうです。義母さんが苦手そうなジャンルをとことん追求して、「このメニューは私のほうがおいしい」と自信をつけるのもよいのでは? そこまでいけばもう、自分と義母さんを比較する気持ちも消えてしまうのではないでしょうか。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko

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