マンC移籍噂のパケタ、賭博違反疑いでFAの調査対象に…ブラジル代表は招集見送る

　ウェストハムに所属するブラジル代表MFルーカス・パケタが、賭博違反の疑いでイングランドサッカー協会（FA）や国際サッカー連盟（FIFA）から調査を受けているようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『BBC』が報じた。

　報道によると、パケタに対して出されたイエローカードの枚数をめぐってブラジルで行われていた賭けが調査対象となっている模様。昨シーズン、クラブと代表で合わせて9枚のカードを受け取ったパケタは、賭けに一切関与していないと主張しており、報道にショックを受けているようだ。

　パケタは現在、移籍金総額8000万ポンド（約148億円）でマンチェスター・シティへの移籍が噂されている。『スカイスポーツ』によると、今回の調査を受けてクラブ間交渉は一時中断しているものの破談とはなっておらず、9月1日のデッドラインデーまでに問題が解消されれば、取り引きは再開される可能性があるようだ。

　また、今回の調査を受けて、パケタは9月のFIFAワールドカップ南米予選に臨むブラジル代表のメンバーから落選。ブラジル代表を率いるフェルナンド・ジニス暫定監督は、「パケタはリストに載っていたし、私がとても好きな選手だ。ただ、彼は今、それらの問題を解決する必要がある」と、同選手の招集見送りについてコメントした。