ベリンガムが全3得点を演出! 2得点1アシストでレアル・マドリードを逆転勝利へ導く

1

2023年08月20日 05:32  サッカーキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

ベリンガムが全得点に絡む活躍を見せ、レアル・マドリードが2連勝 [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第2節が19日に行われ、レアル・マドリードとアルメリアが対戦した。

 アスレティック・ビルバオとの開幕戦を2−0で制し、白星スタートを切ったレアル・マドリード。同試合でエデル・ミリトンが大ケガに見舞われたことは痛手だが、ピッチ内に目を向けると完成度の高さを発揮しており、アウェイゲーム連戦が続く中でも2連勝を目指す。一方、アルメリアはラージョ・バジェカーノとの開幕戦を0−2で落とした。ホームでの2連戦目は強豪が相手となるが、金星をあげられるだろうか。

 レアル・マドリードは開幕戦で良いパフォーマンスを見せたフラン・ガルシア、ジュード・ベリンガム、ロドリゴらが継続してスタメンに並んだ。長期離脱中のGKティボー・クルトワは不在だが。開幕戦に続いてアンドリー・ルニンがゴールマウスを守る。一方、アルメリアはイドリス・ババ、セルヒオ・アリバス、ルイス・スアレスらが先発に名を連ねた。

 試合は早い時間帯に均衡が破れる。アルメリアは3分、左サイドに流れてスルーパスを引き出したルーカス・ロベルトーネがシンプルにクロスボールを送ると、ファーサイドに待っていたセルヒオ・アリバスがヘディングシュートを沈める。今夏レアル・マドリードからアルメリアへの移籍を決断したアリバスが“古巣弾”を決め、ホームチームが先手を取った。

 先制を許したレアル・マドリードだったが、直後から反撃をスタート。オーレリアン・チュアメニ、フェデリコ・バルベルデ、ヴィニシウス・ジュニオールらがゴールに迫る場面を作る。19分には敵陣中央で前を向いたフェデリコ・バルベルデが右へ繋ぐと、ダニエル・カルバハルは時間をかけずにクロスボールを供給。遅れて入ってきたバルベルデのヘディングシュートはブロックされたものの、ルーズボールを拾ったベリンガムがゴールネットを揺らした。ベリンガムの2試合連続ゴールでレアル・マドリードが試合を振り出しに戻した。

 続く27分にはバルベルデが中央から前進。スルーパスに反応したロドリゴがペナルティエリア右から反転シュートを狙ったものの、シュートはわずかに枠を外れた。前半アディショナルタイムにはベリンガムがペナルティエリア右に侵入して後ろに繋ぐと、ダニエル・カルバハルがマイナス方向へグラウンダーのパスを送る。最後はトニ・クロースがカーブのかかった一撃を叩き込んだものの、オンフィールドレビューで直前のプレーにファウルがあったことが確認され、ゴールは認められなかった。

 1−1で折り返した後半、レアル・マドリードはシンプルなプレーで逆転に成功。ペナルティエリア手前左寄りのスペースで前を向いたクロースが右足で浮き球のボールを供給すると、裏のスペースへ走っていたベリンガムが頭で合わせる。技ありのヘディングシュートを叩き込んだ。

 勢いに乗ったレアル・マドリードは73分、右サイドに流れてボールを受けたバルバルデがドリブルでボールを持ち運び、マイナス方向へパスを繋ぐ。待っていたベリンガムがダイレクトで叩くと、ヴィニシウスはGKルイス・マキシミアーノの位置を確認し、右足でループシュートを狙う。前にポジションを取っていたGKを嘲笑うかような一撃がゴールに吸い込まれ、レアル・マドリードがリードを広げた。

 試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードは今季初の失点を喫しながらも、ベリンガムが公式戦2試合目にして2ゴール1アシストの活躍を見せ、逆転勝利を飾った。次節、レアル・マドリードは25日に敵地でセルタと対戦する。一方、アルメリアは26日にカディスとのアウェイゲームに臨む。

【スコア】
アルメリア 1−3 レアル・マドリード

【得点者】
1−0 3分 セルヒオ・アリバス(アルメリア)
1−1 19分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
1−2 60分 ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
1−3 73分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
    ニュース設定