前田幸長氏「自然体でずっといけたのが良かった」02年巨人リーグ優勝の舞台ウラ

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2023年08月21日 08:13  ベースボールキング

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現役時代の前田幸長氏(C)KYODO NEWS IMAGES
 15日の『ショウアップナイタープレイボール』内で、“ショウアップナイター解説者が語る優勝の舞台ウラ”が放送され、前田幸長氏が2002年にリーグ優勝した巨人について語った。

 2002年の巨人は86勝52敗2分、2位・ヤクルトに11ゲーム差をつけてリーグ優勝を達成した。同年FAで中日から巨人に移籍した前田氏は「投手陣も非常に良かったですし、若い選手とベテラン選手と投手陣はいい形でシーズンを戦っていけたかなと。僕も当時53試合でチームで一番投げてはいるんですけど、今は70試合ぐらい投げている投手がいますから、その中で53試合で最多登板だったので、連投というよりもうまく休みが取れましたね。その辺を考えると打線が非常に良かったので点数を取ってもらいましたねという印象ですね」と振り返った。

 打線は松井秀喜が本塁打、打点王、清水隆行が最多安打のタイトルを獲得。前田氏は「僕もずっとジャイアンツを見ていますけど、今の選手に失礼ですけど、2002年の打線は最強の打線だと今でも見ていますね。それくらいの年でしたね」と評価した。

 「バランスが良かったので、追い越される雰囲気、後ろにいるぞという雰囲気はまるっきりなかったですね。小刻みな連勝があったなという印象なので、強さが際立った感じのシーズンでしたね」。

 「自然体でずっといけたのが良かったと思います。ゲーム差が詰まってくると窮屈なプレッシャー、大きなプレッシャーがくると思うんですよ。そういった形でも、当時のジャイアンツは強かったので、あの時はきつかったなということではなくて、あの時はスムーズに流れていった。試合を毎回消化していくことによって、ジャイアンツの強さがずっと際立っていたなという印象ですね」。

 圧倒的な強さで巨人が2002年にリーグ優勝を達成した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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